思うところは、いろいろとあるのです。
ただそれを、このような誰の目にも晒され得る場所に(いや、まったく晒されないかもしれないが)書くとなると、自分なりに「なぜ書くのか」理由が要ります。 最近はじめたFacebook上に何度か書いたことですが、 「人前で歌を歌うことほど恥ずかしいことはない」と、思います。 恥の意識は、人を縛ります。 むろん、そのおかげで保たれる秩序もあるので、それが不要だというわけではないでしょう。 でも、それから出来るだけ自由になることを、 私は物心ついた頃からずっと願ってきたと思います。 私の人生に何度もあった(マイナーな)転換期において、「恥」のリミッターを上げたり下げたりしてきました。 歌を歌うことは、自分を晒すこと、恥を晒すこと。 晒すのであれば、部分的でなく、全体を出してしまえと思うのです。 だから、分け隔てなくすべてを産み落とせる場所が欲しいのです。 私の大切な友人がくれたメッセージがあります。 「自分をもっとも近い他人くらいに思って、高いところから見守ってあげればいい、 あとは気の赴くままにやればいい。」 そのメッセージはストンと自分の中に入って、私を解放してくれました。 結果をコントロールしようとして、 自分にしがみついて、首輪をつけて、子離れできない親のように この子の自由を奪ってしまわないように、したいのです。 今まで31年と半年を生きてきて、ある程度のナチュラルな分別も体得してきたつもりです。 昔は言いたいことを言い過ぎて怪我をしたこともありますが、 今はもう、きっと大丈夫。 とどのつまりは、 恥ずかしいことだけれども、 どこにも行き場のない自分の想いを、何の価値も見出せないようなハナシを、 本当は誰かに聴いてもらいたくて、 共感してもらいたいから、書くのでしょう。 独りでこもっているのは、さびしいのです。 自意識過剰? いや、砂塵のように軽い存在であっても、 自分にはやっぱり自分しかいない訳で 自分で自分の考えを尊重してあげたいと思います。 幼い頃に信じていたことは、 神様のような「すべてお見通し」な存在がどこかに居て 私の感じていること、考えていることすべてを汲んでくれるはず・・・ということで、 今でも、どこかそんなことを信じている自分が居ますが、 神様ではなく、私と同じように悩み、迷い、間違え、でも前を向いていこうとする生身の誰かに、あなたに、伝わるものなら伝えたいことが、あるのです。
by agatha2222
| 2012-12-31 17:14
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by あがさ カテゴリ
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