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強い軸を作ること

最近、「気の赴くままに」をテーマに掲げていたら過活動気味になり、さすがに身体は疲れてきた。
数日前に鍼灸院のフルコース(それでも千円くらいよ)を受けて、だいぶ解れたはずの身体だが、脛だけ短刺(鍼治療の一種)をお願いするのを忘れたので、そのあたりだけ顕著に張っている。

土曜の朝から鍼灸院へ行ったが、午後から大事な用があったため、眠くならないようにと背中の置鍼はスキップ、脚のマッサージと脛の短刺と、あとついでに最近ちょっと痛めた右肘~人差し指・中指についてる筋肉の治療をお願いした。

肘から先の筋肉を治療してもらうことなど初めてなので、もちろん痛めた理由を説明する必要がある。

いつもの先生に、初めて、「(私は)ギターを弾くんですよ、、etc.」 と言う。

なんだか、これだけの台詞が自分には重く響く。
この台詞で、この場で、この鍼灸院の先生にとって今まで「ギター弾かないわたし」だったのが「ギター弾くわたし」になったというわけ。
実際には、この先生にとっては、私が「ギター弾く」かどうかはどうでもイイ情報だと思う。
でも、私にとってはひとつの「宣言」として、自分の口からでた言葉が自分の耳に届いた。

前日、新しい友達と会った時、「言葉自身にチカラって、あるよね、言霊、というか、、」というような話になった。
私自身、自分で自分にかける言葉やイメージは、「自分がなりたい自分になる」為にとても重要で、慎重に正確に選ぶ必要がある考えてきた。
その内容は、特に他人に言う必要はないし、変わることもあると考えれば、言わない方がややこしくならなくてイイ、とも思っていた。

でも、出た言葉が意志を持つというか、自分に跳ね返ってくることもあるというか、
うーん、、、ただ、「ギター弾くんですよ」という自分の「宣言」がズシンときたのよ、
言ってることが重複しますが、そういうことです。

…肘から先は電気治療(=電気信号を送って強制的に特定の筋肉を収縮させた状態でさらにその筋肉を自分の意志で収縮させ、反射作用で弛緩させる治療法、たぶん。)で何事もなかったかのように痛くなくなった。
そして帰宅後、空き時間でギターを弾く。
そう、私は「ギターを弾く」って言ったんだもの、さっき。

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この後は、楽しい楽しい「リズム道場」に参加し、南インド音楽への扉をノックし、
たぷたぷになった頭を抱えてそのまま帰ればいいものを、そのまま三田のダンススタジオへ移動。。。

…これは単純なミスなんだけど、このダンススタジオのコンテンポラリークラス受講に使える五枚つづりのチケット(五枚つづりだと一回ずつより割安)の有効期限を勘違いして買ってしまい、意外とすぐ使えなくなってしまうということに気づき、「疲れるだろうなぁ」と思いつつもクラスの受講を自分の予定に組みこんでいたというわけ。
案の定、この日のクラスでは最初から「あー、来るんじゃなかった、全然集中できない」という気持ちに…。
最後までやりましたけど、勉強になったところもありますけど、まあ、反省しました。
少々、自分が嫌になりました。

「反省しました」と言いつつ、「気の赴くままに」なんでもかんでもやって、その結果をみましょう、自分にとって一番大事なことが振るいにかけられて浮かび上がってくるでしょう、、というこれも予定調和というか、自分が嫌になるまでやってみないと満足しないというか諦めつかないというか、決められなかったのだ、とも思う。
(強がり…)

いろいろ手につかんでもいいけど、
好奇心の赴くままに色々やるのもいいけど、
自分の軸が弱いままじゃ、だめよ。

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自分の軸は音楽であって、弾き語りをすることだという結論に辿り着く。
だから、それを強くするためにこれから積極的にどんな形でもお外でお客さんの前で演ろうと思う。
いや、演ります。

踊りも好きだけど、優先順位ははっきりさせるということで。
身体がばらけない程度にバレエとバー・アスティエを続けることだけ、大事にしよう。

そんな宣言でした。
by agatha2222 | 2013-02-03 23:25 | Other | Trackback | Comments(2)
Commented by 匿名 at 2013-02-04 23:25 x
放った言葉が自分に返ってくる、ほんとによくありますね。
Commented by agatha2222 at 2013-02-06 01:12
ありますね、ありましたね~。
だからこそ、あまりしみったれた事は言わないほうがいいのかもしれませんね(笑)


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