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心技体の「体」 そして体と心の相互作用

歌を歌うなら、「体」は整えておかないといけない。
特に喉とか耳とかその辺の管を良い状態に保っていないといけない。
そのためにまず一番大事なことは、「よく眠ること」。

心がざわついていると、よく眠れなくなる。
よく眠れないと次の日、体には疲れが溜り、体の疲れのせいで心が陰る。

「病は気から」というけれど、心が体に影響するだけじゃなく、
体が心に影響することも、たくさんあると思う。
心の病は体の病、というハナシもある。
「感情」「気分」も脳を含む体のあちらこちらで分泌される化学物質(ホルモンとか)によるものだと考えれば、心を整えることは体を整えること、ともいえるのではないか。
まあ、その逆もまた然り、とも思う。

体を整えることは、基本「寝る食う出す」と「運動」でどうにかなるのではないか。
プラス、必要であればプロの手による何らかの「治療」を受ける、と。

「食う」に関してなら書きたいことは山ほどあるのだけど、
体から心への影響ということで押さえておきたいのが、「血糖値」のこと。

血糖値が不安定だと、心も不安定になる。
空腹時に白砂糖などを多く含んだお菓子とか清涼飲料水などを多くとると、血糖値が急激に上がり、それに反応して膵臓が焦ってインシュリンをドバっと分泌し、ドバっと出たインシュリンによって血液中の糖が筋肉細胞などに取り入れられ、血糖値が下がる、インシュリンがドバっなので、今度は血糖値は下がりすぎる。
血糖値が下がりすぎると生命の危機につながるので、体はなんとか血糖値を上げようと働く。
血糖値を上げるべ~~というメッセージすなわち各種ホルモンを分泌させる。
このホルモンがノルアドレナリン等の、「生命の危機系」(命名は私なのでよそでは通じません)もしくは「Fight or Fleet =戦うか逃げるか」ホルモン、あなたを不安にさせたりイラつかせたりするヤツ。
不安になったりイラついたり(もしくは憂鬱になったり)すると、また甘いものが欲しくなる。
血糖値が上がれば生命の危機も脱するし、あなたが意識しなくても経験から血糖値を上げれば気持ちも落ち着くことを知っているから。

こういうことを繰り返して悪循環にハマってしまうと、体質によっては「低血糖症」もしくは「糖尿病」を招いたり、する。
そこまでいかなくとも、気分にムラがでやすくなる。
これらの症状は、食生活の改善、特に急激に血糖値を上げる食べ物を避ける(特に空腹時)、食べ方を工夫する、欠如した栄養素を補うことで改善される、といいます。

といいます、といいながら、「わかっちゃいるけどねぇー」ということももちろんある。こんなこと書きながら、さっき私はおやつにチョコを食っていた。
(Daily Milkのフルーツ&ナッツが好きです。)

…乱暴な、自己流な説明で恐縮ですが、詳しく知りたい方は「低血糖症」でググるかコメントください。解りやすいおすすめの本とかご紹介します。

「体」の話はまだ続くのだけど、とりあえず今日はここまでー。
by agatha2222 | 2013-02-06 13:47 | Other | Trackback | Comments(0)


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