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肯定と否定の間

肯定と否定
まるで 昼と夜
回転するこの星の
わたしはかわっていない
あなたもかわっていない
わたしもわかっていない
あなたがわかっていない
かわっていないとわかっているだけ

それぞれは漂い
上下左右のない宇宙で
ある日 あなたの位置から臨んだわたしは
陰っていた
すこしの角度の変化
ただそれだけのこと
そんな些末なこと

同じ朝に起きて
同じ夜に眠れるよう
繋いでいた腕が
捻じれて ちぎれそうなら
もう離してしまおうか
それとも
それとも?
それとも適当に 泳いで
また戻ってこようか
by agatha2222 | 2013-02-13 12:54 | Prose/Lyrics/Stories | Trackback | Comments(0)


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