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クリシュナづいてる

先日観に行ったGeorge Harrisonのドキュメンタリー映画「Living in the Material World」(後々ブログに書きたい)の中で、ゴスペル調の名曲・My Sweet Lord(ビートルズ解散直後の大ヒット曲)を久々に耳にして、そのサビは欧米のポップシーンに出したシングルにもかかわらず「ハレ・クリシュナ」、、

去年年末にゲットした、CharlieWilliamsのファーストアルバムに入っている「電飾のクリシュナ」という曲が凄く好きで、(他の曲も好きやけど)よく頭の中で流れてて、

これまた最近ハマっている、ダンサー・振付家 Akram Kahnがその作品「Sacred Monsters」の中のダイアローグで、「(幼少期からインドの民族舞踊であるカタックを学んでいたが)僕は、青年期に入ると髪が抜け始め、豊かな巻き毛を持つクリシュナのイメージを、カタックダンサーとして僕は体現できないと悩んだ」と語っており、ダイアローグの後に彼が踊ったクリシュナのカタックダンスはハハハッとするほど中性的な美しさで、

で、話が戻るがGeorge Harrisonの映画の中で、ジョージが懇意にしていたRavi Shankar(シタール奏者の中のシタール奏者)とジョージの共演映像が、さらにラヴィの言葉が印象的で、ああ生シタール聴きたい、、と思ってたら、

2/20(今日)、新宿の「クリシュナ」というお店でヨシダダイキチさん(シタール)×助川太郎さん(ギター)のデュオが演奏するという。で、行くのだー!はははー!

というわけで、最近クリシュナづいてるなぁと感じる。

神を何という名前で呼ぼうとその人の自由、
ただ神とは、信じなさい、と誰かに教わって信じるものではなく、
自分で感じるものではなかろうか、
と考えていた今日このごろ。

余談だけど、バングラデシュ系イギリス人であるAkram Kahnは、カタック(インドの、ヒンズー教の神様を体現したりする踊り)をルーツにもつコンテンポラリーダンサー・振付家でありながら、自身はムスリムなんだってね。

 理想はボーダーレス・ワールド
 混沌に苦しんでも異なるもののミクスチャーからモンスター(芸術)が生まれる
 ピンっとつながった時のひらめき

宗教は、ある人にとっては、世界を、人を区切って壁を作ることに繋がってしまうのかもしれない。
我々の神こそが最高、我々が正しい、我々以外は間違っている、と。
…軽々しくは決して語れないテーマ、タブー、とてもリスキー。

幼いころは、「親は何でも知っているはず」と思ってたけど、ある時「そうでもない」と気づく。
それでも、世の中の仕組みは、脳みその仕組みは、生きることと死ぬことの意味は、マコトのコトワリは、すべて既に誰かが解明済みで、本に残したりしているはず、
と子供のころは考えていた。
でもやっぱり、「そうでもない」と気づく。
手垢の付いた言葉ですが、「探しつづけるしかない」のでしょうな。
自分の指針というものを。
それを宗教と呼んでもいいのかもしれない。
(ああ、リスキーなこと書いているな…)

ともあれ「クリシュナ」で今夜はトリップしてくるのら~~♪
by agatha2222 | 2013-02-20 11:56 | Other | Trackback | Comments(0)


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