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限界を知って安堵

昨日は「息苦しいほど寝不足」とか言いながら、どうせ早く家に帰ってもそのままおとなしく早く寝るなんてできなさそうだったので、夜はコンテンポラリーのクラスを受けに三田のスタジオへ。

スタジオでの~びの~びとアップしてると、生き返るような。
うん、アタマがごちゃこちゃしているときは、のびのび動いたほうが、いい。
それと、ここのスタジオのチケット有効期限を考えると今日行っとかないとモトがとれないし、、、
ってのと、今日の先生は、先日劇場で初めて観て、その「忍者みたいな」瞬発力・跳躍力が凄かった森川弘和さんだったから。
(…って誰に言いわけしてんだか。)

先日観た舞台、というのはコレ↓ カンパニーデラシネラ「異邦人」

http://www.onoderan.jp/website/?cat=1

森川さんはフランスのパントマイムの学校で学ばれたということで、さらにカンパニーデラシネラ特有の、演者の役割や空間の上下前後左右がくるくると入れ替わる独特な世界を構築するムーブメントの要素を、何か見せてもらえるのかな、どんなアプローチなんだろう、という興味もあり。

結果としては、とても面白かったです。そして、やはり、かなり身体はダメージを受けました、、、

ポイントは二つ、
①前半のキツかったボディワーク
②後半の二人一組になって行う、手のひらからの圧力だけで他者を動かす・動かされるワーク

①前半、、、
何かに「入隊」したかのようなキツさでした…
たとえば、柔道の「エビ」みたいなのを足裏で押すの無しでやるとか、体育座りから腕で床を押して身体を浮かせて移動する(絶対無理…)、とか、、
上手くサボりサボりやったものの、床に当たる関節が痛い…

私は骨格的なことから、腕立て伏せや逆立ち等で腕で体重を支える動作が苦手で、
どうしても手首や肘に大きな負担をかけてしまう。
(いわゆる猿腕で、さらに肩関節も緩くてその分床を押し返すための筋力が必要)

コンテンポラリーダンスだと、今日のクラスにかぎらず、腕に体重をかける動きがでてくるので、上手くやるコツはあるにせよ、怪我のリスクを考えると(ギター弾きたいし)、やっぱり諦めようかなぁ、、という気になった。。。
関節を守るためにムキムキ鍛えたくはないし。

②後半、、、
これはとても面白かった。
最近、意識していた「神経ワーク」にも通ずる。

たとえば、
二人一組で手のひらどおしを合わせ、「リーダー」が「フォロワー」を、手のひらの圧力だけで動かしていく。
螺旋状に。
「フォロワー」は、立ってる場所からなるべく動かないように上手く全身を使う、もう無理というところで一歩踏み出す。目を閉じている。
次は「リーダー」「フォロワー」をあらかじめ決めず、互いの手のひらから互いの意思を読み取り、「リーダー」「フォロワー」を決め、それをスイッチさせていく、
などなど。

他者との交信?が面白い。

以上。

で、もういいや、コンテンポラリーは、継続して上手くなろうとか思わず、
でもたまに面白そうな先生が来たときには行ってみようかな、ってくらいのスタンスで、
と諦めの気持ちが固まった。
何回も言ってるけど。
限界を知って、やっと手放せる、安堵感。

...今朝は早くからシディ・ラルビ・シェルカウイ、アクラム・カーン、シルヴィ・ギエム等のシアターフィルムDVDを繰り返して観る。
ブレインストーミング。

....その後、主にビートルズ曲の弾き語りアレンジ等を延々と。
ジル様のコピーも少し。
身体は満身創痍というか痛くない・硬くないとこが、ない。
床に寝そべると、身体の角という角が痛い(笑)
やっと手放せる、安堵感。マゾか、自分?
by agatha2222 | 2013-02-23 15:17 | Dance | Trackback | Comments(0)


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