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ありがとう、さようなら、ありがとう

2/28、去年年末に催されたクラシックバレエの勉強会(発表会より経済的に小規模な舞台)を収録したDVDが手元に届いた。本番から二か月、もうずいぶん昔のことのように思える。バレエに情熱を注ぐことは辞めたので、正直もうどうでもよくなっていたのだけど、一応自分の分だけ、その晩のうちにチェック。(他の達者な若者たちの踊りは後々にゆっくり見させてもらうことにして、、)
酷いねー、酷いね、辞めちまえ!辞めて正解じゃボケ!
と言いたくなるところだが、言ったところで何にもならないのでさっさとDVDを片付ける。

いや、本当のところは、自分のベストはちゃんと尽くせたし、楽しんだし、
自分の実力以上でも以下でもない出来だったと納得しているし、
リハーサルの映像はイヤというほど撮って嫌というほど見ていたので、
本番の映像も、なんら衝撃でもないはずなんだけど、
やっぱり「舞台」で(しかも独りで)踊るということが、観る側にたった場合、採点基準を厳しくさせるのかなぁと。
それでも、もっと以前に舞台で踊ったDVDを観たときは、「目をつぶりたくなるとこもあるけど、、まあよく頑張ったよね、これからもっと上手くなれる」と思えたので、
単に、バレエへの諦めが「辞めちまえ!」と言いたがっているのでしょう。

具体的に私の踊りの何がイケてないか書き始めると長くなるので、割愛、いや、もう、反省する時間を費やす気すらないっす。

ところで。

ごく最近、籠って観まくっていたのが、Sidi Larbi Cherkaoui(シディ・ラルビ・シェルカウイ)というコリオグファー(一応振付家、とくくるのでしょう、、)のドキュメンタリーフィルム。
これとか↓

http://shop.east-man.be/category/dvd-docu

"Dreams of Babel"では生い立ちも含めて本人のインタビューが満載。
うーん、天才。
うーん、誠実。
そして、ますます好きになりすぎて切ないわ。

好きすぎて切ない、ってどういう気持ちの仕組みなんだろう。
「切ない」気持ちを味わうのは私は好きじゃないから、できるだけ避けて通りたいんだけど、
自分に正直になればなるほど、好きなものを求めてしまうので、
切なくもなっちゃうわいな、と。

好きすぎて切ない、というのは、好きの対象(人、アーティスト、モノ)が何であれ、
自分のものにしたいけれどできない、から切ない、のかなあ。
意識下では、自分のものにしたいとか、
もしくは、自分はもってないから嫌だ、
とか考えていないのだけど、
(そんな風に考えるのは良くないと、知っているから)
本当は、同化したい、のかなぁ。

なんていうのは、余談。

で、今日は何を書こうとしていたかというと、
三年半続けてきたクラシックバレエとの付き合い方を、大幅に変えようとしてるんです、ということ、
何故なら、また音楽と本気でかかわりたいから、ということ、
と、
でも、音楽から逃げてクラシックバレエにハマって(ハメて)いた一定の期間は、自分にとって必要だったのだなという気持ちも強い、ということ。

上手く踊れるようになったかということはさほど重要ではなく、
上手く踊れるようになるためにいろいろ模索した結果が、自分の身についている(ある程度は、、)と思えるし、
バレエやそのほかのダンス、ダンスと演劇の中間のような舞台や作家などにも興味の幅が広がって、
その結果、上記のSidi Larbi Cherkaouiみたいな天才にも出会えたということ、
です(Death)!!

「辞めちまえ!」
と言っていても、自分のやってきたことを否定する気は微塵もないのよ~
でもやっぱりつま先が汚いわ~あなた(わたし)。

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by agatha2222 | 2013-03-04 13:29 | Dance | Trackback | Comments(0)
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