4/3 映画「チャイコフスキー」
(BSプレミアムシアターにて2/15放送) http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=12186 前に録画しておいた二時間半の映画、最初の方だけ観て、「さすが昔の バックに流れるチャイコフスキーの音楽がこれまた泣かせるのだわ。 どこまでが本当の話なのか解らないけれど、チャイコフスキー本人を思い浮かべて改めてその音楽を聴いてみようと思った。 チャイコフスキー役の俳優が、「let it be」の頃のポール・マッカートニー(髭面で太り気味だったころ)に顔が似てて、想像してたチャイコフスキー像よりラブリーだったことは製作者の意図なのか否や。 観終わった後にテレビを点けっぱなしにしていたら、タイムリーにNHKで「ロシア語会話&ロシア紹介」?みたいな番組を放映していた。 サンクトペテルブルグは死ぬ前に一度行ってみたいなぁ~~。夏にね。 3/31 円盤十周年記念企画「方法の体~主役は”楽器”です~」@渋谷o-Nest (弐日目の後半だけ観ました。Line upも観た方だけ載せます。あまりに沢山いらっしゃるので…) http://shibuya-o.com/nest/2013/03 LINEUP: 外山明(ドラムス) 久野隆昭(ガタム) a qui avec Gabriel(アコーディオン)+TOMO(ハーディーガーディー) ゴンダブ+ワテテメコ(ケニヤの太鼓とタンザニアの太鼓) 田中悠美子(太棹三味線、大正琴)+柳家小春(三味線、月琴)+向島ゆり子(ヴァイオリン) つむぎね+徳久ウィリアム(ヴォイス)+ノイズ合唱団 音楽で世界旅行、とても楽しい時間でした。 もっとも印象に残ったのは…田中由美子奴(長女)、柳家小春奴(次女)、向島ゆり子(通りすがりww)のお三方による小唄、相撲甚句などのパフォーマンス…。 初めて観たのです。 田中由美子さんによる太棹三味線の曲芸弾き、ジミヘンがかっていました。いや、「吉本/松竹」がかってもいました。横山ホットブラザーズと島木ジョージ(パチパチパンチのおっさん)トレビュートが垣間見れたことが個人的にはうれしい驚きでした。道成寺にまつわる清姫のストーカー物語をファルセット絶叫。絶叫だけど、なんかクール。 あんな風に歳をとりたいと思った。 (ちなみに道成寺は、和歌山県にあります!!) 「アヴァンギャルド」な「姉さん」の隣で、桜色のお着物に身を包んだ小春奴さんの可愛いらしいこと。小唄って、たぶん初めて生で聴いた。イイね。 昔は、日本や極東・東南アジア特有の?甲高い声、歌い方が好きじゃなかったのだけど、小春奴さんたちの唄は私が勝手に抱いていた印象よりもずっとやさしくて、しなやかで、情緒的だった。 そんな「姉妹」に絡む向島ゆり子さんのバイオリンも絶妙で。 ストーリーテリング・パフォーマンス。 なんせ、面白ろかったんよ。 (だんだん考えをまとめるのが面倒になってきた…) 3/30 小㞍健太×KENTARO!!「テラスキニ」@スタジオアーキタンツ http://www.a-tanz.com/dance/stph_3.html ローザンヌバレエコンクールで受賞、モンテカルロバレエ団、イリ・キリアン率いるネザーランドバレエシアター等で活躍したのち帰国、Noismのゲストダンサー/フリーのダンサーとして活動中の小㞍健太さんと、東京Electrock Stairs率いるKENTARO!!さん、同郷・同い年・バレエとヒップホップという全くルーツの違う二人によるコラボレーション「作品」、ライブセッション・即興ではなくガッチリ作りこんだ「作品」。 ガッチリ作りこんでいた!! なのに二日間、二公演、おそらく述べキャパ200人以下??もったいない。。。 即興パフォーマンス、もいいけど、やっぱり私は「作品」として作りこんだ世界をライブで観るのが好きだなぁ。「こんなん、せっせと考えてきました、ライブでやります、生もんなんでちょっと変わるだろうけど」、、みたいなのが。 ダンス作品として、 音楽が在るだけで、踊る必然性としては十分だと私は思う。 それだけに、音楽が止んだ時の動きには、意味合いを求めてしまう。 この人はなんで倒れてるの?なにを表しているの??と。 途中何度も繰り返されたテキストは、私には最後まで意味が解らなかったのだけど、、、 詩情として少しずつ、後半に入るにつれて伝わってくるものがありました。 上演後、ツイッターで同じく鑑賞した人たちの感想を沢山目にしたのだけど、 中でも多かったのが「男子のアドベンチャーロード、"スタンド・バイ・ミー"を思い起こさせた」という感想。 あ、なるほど。。 もっとも面白いと感じたのは、二人がユニゾンで踊る場面。 同じ振りを踊っていても、おそらく体の使い方は(ヒップホップとバレエ)全く違うのだろう、どちらが良いとか、どちらの方が好き、とかいう考えは浮かばず、ただその違いが面白かった。 ヒップホップの緩んだ、ダラーンとしたビヨーンとした「感じ」と、バレエのシャキーンとした、きっちりポジションを通る様式美を踏まえた「感じ」。 ヒップホップ系のダンスってあまり観たことがなかったので、KENTARO!!さんの「うわ、そんなことすんの!!?」みたいな動き、早い動きに驚嘆しました。 身体が、ゴムみたい。 音楽も、「制作:ほぼKENTARO!!」とあり、既成のトラックに加えて備え付けたシーケンサーとマイクを使って、音出したり、歌ったり。 シアターパフォーマンスで、ダンサーが音楽を、ミュージシャンが役者を、、という風に役割の垣根を越えてモノを作るというのは、今や(というか結構昔から?)王道寄りなのかなぁと最近色々観て、思う。 一方の小尻さんは、「バレエ的な体の使い方」がやっぱり美しい。そして、KENTARO!!さんの世界に引っ張られてヒップホップ的な?観たことないワザも繰り広げる。片膝で回転とか。 本人も「スニーカーを履いて踊ることに戸惑いながらも」と書いていた。 バレエ的な体の使い方、の特徴・印象としては、「普通に立ってるときよりずーっと身体が大きくみえる」ということ。腕を脚を伸ばしたとき、広げたとき、ものすごーく長く大きく見えるのでハッとする。 ザンレール三回転とか、いきなりヒョイっとやるんだから、もう、おくちポカーン。 (ザンレール=ジャンプして、空中で回転する主に男性のワザ。フィギュアスケートのトリプルジャンプを、助走なしでやるようなものです!) アンコールというかエンドロール的に流れたユーミンの曲に合わせて踊った最後のダンスではうっかり涙がでた。そんなつもりはなかったのに! スッキリ爽快でした。
by agatha2222
| 2013-04-03 23:25
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by あがさ カテゴリ
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