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ダミアンといっしょ②

痛い、重い、眠い、痛い。
つまり疲れた。そして痛い。

WS二日目終了。

身体には何故こうも「カド」が多いのだ?
(主に「洗濯機フロアワーク」で)床に当たる個所が痣だらけ。
痣が出来ないのは骨のないハラだけだ。
とはいえ、腹筋群ももれなくひきつって痛い。
家に帰ったら復習を、、と初日は考えてたけど、帰宅したらもう指一本動かすのもヤダ!ってかんじだ。
とはいえ、痛くても疲れていても、ワークショップ2時間も経過すると、身体がホカホカにあったまってきて、痛み・硬縮感などは薄れるし、
いよいよコンポジション(既成のコンセプトの元に数名一組で動きを自分たちで作る)に入ると、使うアタマの部分の違ってくるので、また集中力がでてくる。

そうやって薄れた痛みは、身体が冷えた翌朝に倍返しで還ってくるのだ。
前途洋々にみえる若くて眩しいダンサーの受講生達も、ちゃんと?みんな同じように痣だらけなので、
これを先生達みたいに「ヒュー、簡単だぜー!」とか言いながら正確にグルングルン回れるようになるには、やはりそれなりの道のりがあるのだろう…。
とにかくもう、クソ真面目になりすぎず、ちゃんとWS最終日までスタジオには通い続けることだけを目標にするのだ。

ところで、ダミアンの「洗濯機フロアワーク」の動画、あった。
これはだいぶアドバンストバージョンと思われ、真ん中の達者なヒト(赤いトレパン)はおそらく指導者かと。↓



「あなたの身体は動きのトランスミッター(伝達者)であり、動きそのもの、ではない。
動きを身体の中に沈みこませるな。
重要なのは、常に自分の位置、向いている方向を正確に認知して、動きの方向を把握していることだ。
進行方向が、動きを作っていくのだ」

みたいなことを、ダミアンが言っていたが、
これは非常に奥深いと思う。
進行方向とはつまり「意思」であって、「イメージ」、
明確な動きの、流れの、行き先の、イメージがあれば、
身体は勝手に最も効率的なやり方で動いてくれる、、、
これはひとつの真理(おおげさ?)だと思うのと、
「動き」という言葉を「人生」に置き換えることができるのでは~と考えたり。

とはいえ、もちろん身体の調整も不可欠なことや、身体の限界(関節の稼働域とか)が動きの限界を作ることも、当然のこと、、
(「イメージ」は必要条件で絶対条件でないということ)
イメージを身体へプログラミングしていく作業、か、練習とは。

…なんてのはツマラナイうんちくですが、
今日のメニューは、まずウォームアップを少し、
そして洗濯機ワークのつづき、
(痛くてやりたくないようっと思いつつもまた今日も同志に申し訳ないくらい助けられて、昨日よりは進歩した。)

そして、この5月にパリ・オペラ座で初演を終えたばかりの「Bolero」(ラベルの曲ね)から、ユニゾンの冒頭部を振りうつし、
その後は昨日からの続きで「Babel」から、コンポジション。

ああ、ボレロ!
惑星・衛星のように自転しつつ他転しつつ、一度も止まらず回り続けるボレロ!
3拍子×18小節(×2度繰り返し)だけだけど、かなり贅沢な体験です。
色々感ずるところはあるが、、まあまた明日。

「Babel」コンポジション中に、フレンチボーイの放った拳が鼻をかすったことだけ書いて、もう寝ます。
(もちろんそういう振りを作っていたのですが、空間認識の歪みがあったようで)
あと一センチずれてたら鼻ピアスの先っちょがぶっ刺さってたよ!!(どこかに)
by agatha2222 | 2013-09-11 01:23 | Dance | Trackback | Comments(0)


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