さては思い出し日記、連発。
先々週からのダミアン・ジャレWS、北京訪問、と続いて、昨日一昨日は「強い」ライブを二本鑑賞/拝聴。 今週くらいはおとなしくしていないと諸々が諸々にヤバいです。 家でおとなしく踊ってます。 二週間前からTwitter(と書いてトゥイットゥーと読みます)を使い始めて、 言いたいこと、というか心に引っかかっていることを呟くようになったので、 それ以上ブログに書くこともないのだけど、 重複承知の上で一応ココにもまとめておきたい、というこのA型的性分よ。 まったくお前(=ワタシ)の戯言がなんぼのもんじゃい、とも思うが。 一方、考え事、とくに迷い事を言葉にしすぎている、と気づいたので、 (書いたり、人との対話の中でポロリと漏らしたり)、 「やる!」と決めたこと以外、迷っていることは書かないようにしたい。 言葉には力があって、外に出したら現実になってしまうから(in any levels…)、、、 ...ということで無駄口を減らそうと心掛けたのだが、 ただ単に文体が簡素化/散文化されただけのような気がする... 9/21 一日だけ郷里の和歌山市滞在。 花山温泉に浸かる。 鉄分を多く含んだ赤茶色(ガタム色)のお湯。 何に効くのか知らないが、錆っぽい血っぽい匂いがする。 ひりひりする。 日前宮に参る。 夜は秋の音を、朝には夏の音を響かせる虫たちの森。 最近むしむしと読んでいる南方熊楠にまつわる中沢新一の著書「森のバロック」の影響もあり、 この街中に残された小さな森の中で暫く佇んでいようと考えるも、 蚊に食われまくりでサッサと退散。 あーかゆい。 昔いっしょにバンドを組んでいた友人宅にお邪魔する。 5歳の娘さん、元気のかたまり。 この親にしてこの子あり、さすが歌が上手、音感ばっちり。 ひとの親は本当に偉い。 9/22 「音や金時15周年☆インド音楽祭り!」へ。 吹っ飛ばされました。(カッキーン) 「(会場入りに)並ぶよ!」との前評判を訊いて、開場時間より早めに音金到着。 演奏終了時間まで実に六時間以上、 ステージ前かぶりつきの桟敷席で、特別に許された持ち込みの食糧とオーディエンス仲間(おもにガタムメイト)との一体感、 まさに気分は野外フェス(地下ですが)、 時間の感覚を忘れる、楽しい贅沢な夜だった。 神聖とされるインド古典音楽を聴いて、 その世界に身を投じる眩しい演奏者の方々を観て、 じゃあ自分(ワタシ)のセンター(重心)はどこにあるのだ?と自問して、 昔読んだヘルマン・ヘッセの著書「デミアン」の一節を思い出した。 正確には思い出せないのだけど、 "all I try is to realise whatever struggling out of me" ...「自分の中から這い出ようとしているものを具現化したいだけなんだ」 17歳の頃、ヘッセに大いにかぶれていて「デミアン」も読んだ。 内容が難しくて、どの程度消化できていたかは疑問だが、なぜか「デミアン」(とシンクレール)には強烈な憧れを抱いていた。 特に上記の一節にいたく感激したので、自作曲の歌詞に転用したので今でも憶えている。 (前後の文面は全く覚えていない…) ワタシが歌をつくったり歌ったり聴いてもらったりしているのは、 突き詰めるとそういうことなのだ、とその頃も、先日の音金でも納得したわけです。 ただ「自分の中から」とはいっても、昔は自分の精神/心/考え方を「自分」と思っていたけど、 今はそれら以外のもっと本質的な存在として捉えたいと思っている。 ここんとこ、成長ポイント! ヘッセも「デミアン」を発表する前に、インドやスリランカを旅している。 そこで何を体験したんだろうか~。 9/23 「StringraphyLabo vol.7」へ。 ...StringraphyLaboとは、「世界にたったひとつの楽器」ストリングラフィの演奏者、鈴木モモさんの実験室、 そこへ昨夜は徳久ウィリアム氏率いる「ノイズ合唱団」が道場破り!(=コラボレーション) めっちゃ面白かった。 しばらく脳内で寝かせる必要があるので、この話はまた後日。 (というかワタシが寝ないと。)
by agatha2222
| 2013-09-24 22:45
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Comments(2)
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Kumi
at 2013-09-28 14:35
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agathaさん こないだ○ムラご夫妻と○井さんのライブで、皆で一緒に「2222」を歌いながらagathaさんの歌も思い出していたところ。私も大学生のとき「デミアン」読んだなー。神秘的なものに憧れ始めたのは、この本がきっかけだったような気がします。シンクレールというペンネームを使っていたこともある。よれよれの文庫本、未だに手元にあります。もうそろそろ手放そうと思うけれど。
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agatha2222 at 2013-09-30 00:21
Kumiさん、コメントありがとうございます!!
思いだしてくださって嬉しい~^^ 「デミアン」、今改めて読むと色んな気づきがあるのでは、と思います。(わたしはもう手元にない…なぜか英語版だけはあるのだけど、読むのはしんどすぎる…)「神学校の生徒として」育つことがどういうことかなんて、まったく解らない世界だったのに(今でも)、それでもヘッセ自身とワタシ自身を重ね合わせていたのだろうなぁと思います。
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