もう一粒の呟き(前投稿参照より)、、
考えたことを、書こうか、やっぱり個人的すぎるし書かない方がいいかな、 と思って躊躇したんですが、 ある方からメッセージを受け取って、 やっぱり書いておこうと思いました。 個人的だと思ってることは、実は普遍的だったりするからです。 昨日はわたしの父親の誕生日でした。 毎年、死んだ親の歳を数えて、自分も歳とったなと感じるのです。 先日12/1、下北沢カラードジャムでのライブで、 Soundcloudに載せている私の昔の音源を聴いて下さっていた方からリクエストを貰い、 "Painter's Blues"という曲をライブ終了後に、歌いました。 10年以上ぶりで歌詞がとびとびでしたが、 10年以上前よりも、自分で言うのもなんですが、表現には深みがでてきたのではとも感じました。 歌詞にも興味を抱いて下さったので(ありがたし!!)、 早速ブログに掲載しようと昔の資料をみたら、 Written on 2nd July 2001 とこの曲を書いた日付が書かれてあり、 おお、、シンクロニシティ?(←使い方まちがってる?) と思ったのです。 7月2日は、父の命日なのです。 父が亡くなるまる3年前に、これを書いた計算になります。 掲載している歌詞は英語(アヤシイ個所もアリ…)ですが、 どんな話か、ちょっと説明させていただくとすれば、、 その頃の、友達をモデルに創作した話なのです。 彼女は、 お母さんがアメリカ人、お父さんが日本人で、 彼女が14歳の頃にお父さん(すでにお母さんとは離婚)が病気で亡くしていました。 彼女は絵を書いていて、今は仕事をしなくちゃならないけれど(わたしとはバイト仲間)、 アメリカの美大で絵の勉強をする目標がある。 (その後、目標は達成) ある日その彼女から貰ったメールで、 「I'm drying my painting now(今、絵具を乾かしている)」 と書かれていたのを読んで、 「絵具を乾かしている」という一文がとても詩的だと感じて、この曲を書いたのです。 そっくりそのまま、画家になりたい女学生が、 亡き父に語りかける、というような唄です。 その頃のわたしにとっては、まったくのフィクション(自分の父親はピンピンしているし、離れて暮らしていて大して会話もしない)だったのですが、、、。 で、それから年月が流れ、現在。 先ほど述べた、この曲をリクエストして下さった方というのが、若い娘さんを持つお父様で、 父親としての立場から、この曲を聴いて・読んで、共振してくださったというのです。 感慨深いです。 ではわたし自身は、今この曲を歌って(読んで)何を思うか、というと、 (作品としてケチをつけたくなるところもありますが) 先だってからブログに書いたりもしていますが、 「自分がなにものか」ということを考えるとき、 (そんなことを考えるヤツはただヒマなのかもしれませんが) 必然的に親のことを、親とのことを、親が子供だった頃のことを、 思わずにはいられないのです。 Painter’s~の歌詞、ミドルエイトの部分には "you were my only hero" とありますが、 (正直、なんか歌うの恥ずかしい…) HEROという言葉はちょっと違うけれど、 大人になっても、いや大人になったからこそ、 「うちのオヤジはスゴイのですよ」と語りたくなるようなエピソードを思い出したり、 わたし自身の言動に、彼に似た部分を見つけた時、 満足感があったり、むしろ積極的に「似ていよう」としているようにも思うのです。 先日のライブのことでいえば、 MCが上手く運んだ(上手くいくときと、全く行かないときがある、、)ときに、 人前での語り口調が似ているなというか、 どこかで手本にしているのかもしれないな、と思った。 、、、、 うまく纏まらないけど、もう寝ないとなので寝ます。 そんな呟き。
by agatha2222
| 2013-12-06 02:24
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by あがさ カテゴリ
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