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ひとびとひとり などと

お誕生日も近いことだし(生誕祭ライブ&縁日、来てね!!)、思い出話ついでに考察を。

私は幼い頃から、独りで遊ぶ(居る)時間をとても大事にしていて、
自分が必要なだけ確保されないと(思いがけず近所のお友達が遊びに来たりして)、
不安になったものだった。
もちろん、皆で遊ぶことも(時と場合によりますが)、姉と遊ぶことも好きだったし、
一日中独りでいたりすると寂しさも感じるのだけど(それは今でも)、
漫画を書いたり工作したり、ピアノを弾いたり隠れて(?)踊ったり、ぼーっと考えたり、
という独り遊びは、皆でスポーツをしたりおしゃべりをしたり、という類のものとは全く別のものだった。

そして、その傾向は大人になってもまったく変わらず。
友達と会って話したり、人のライブを聴きに行ったり自分がライブをして人に会ったりと、
楽しい素晴らしい時間を過ごしても、
どうしてもそのまま「今日は楽しかったね」では眠れないのです。
皆と楽しく過ごした時間と同じだけのボリュームで(感覚的に)自分独りで自分と居ないと(変な表現ですが)、
いてもたってもいられないというか、
居所が見つからず着地できないのです。

他人と居るときに自分が特に何者かを「装っている」つもりはないし、
他人に気が使えないわけではないけれど、基本的に非常にマイペースで、失礼なほど誰に対しても言いたいことを言っていると思います。
が、やはりいつになっても、自分にとって他人と対峙することは、特別なことのようにも感じる。

語弊を恐れずに言うと、とても疲れるのです。
楽しくても、人が愛しくても、必要なことであっても、疲れるのです。
(まあ、多かれ少なかれ、皆そうだろうと思うけれど)
うちに帰ってきて、(気楽で愛情深くも素晴らしく不干渉な)母親が居てくれたらいいなあ、ちょうどいいウチとソトをつなぐクッションになってくれるのに、、と思うこともありますが、、、

この辺のことは、けっこうというよりかなり自分にとって問題なので、
何かを変えないとなあとはずっと思っているのですが。
変えようとした結果、どんどん自分なんてあって無いようなもんだ、というスタンス?が定着してきたというか、
自意識が緩んできたというか、、、自分のことが他人事のようにも感じられるというか、、
うまく説明できないのですが、この緩さ、は正しいとは感じていて、
緩くなっればなるほど、直感力は増したというか、
良い運命と仲良くなったような気が、はっきりとします。
(って何を言ってるのかわからないですね・・・)

とはいえ、自分でライブをやったりイベントを企画するとなると、
自分という人間の広報も自分がやらなくてはならないので、
他人事の無責任ではいられず、
そのあたりがジレンマのようにも感じられたり、
いや、本当はジレンマではないのかも?とも思ったり。

迷う暇もないほど今はやりたいこと全部やろう!とはしていますが。

ところで、ですが、私は中学三年から不登校気味になり、(六年一貫教育の)四年の年には半年も通わずに退学し、その後一年あまりイギリスに留学しました。
留学といっても基本的には語学学校に通っていただけで、年も若かったのでつきあいも狭く独りで過ごす時間はふんだんにありました。

イギリスに行きたいという思いや、英語が使えるようになりたいという思いもあったけれど、
独りで私のことなど誰も知らない遠くへ行きたかったという気持ちが強かったです。
高校を退学したことについて、別にクラスメイトの誰かが嫌いだとか、苛められたなどということは全くないのだけど、「学校」というものが次第に気持ち悪くなってきたということはあります。

えと、なぜそんな話をしたかというと、
ここ最近、なんだか誰かに自分のことを批判されてるような気持ちになったから(実のところそれは幸せの裏返しで自分が勝手に不安になっているだけなのですが)、弁明したくなった気持ちと、
「ぼっち」だと自嘲的に話す人に対して「別にいいじゃん?」と私自身のことを話したくなった気持ちがあるからでしょうか。

わがままでどうしようもない代わりに、自分にできることで人の役にたてるよう、
新しい歳も頑張りたいと思いマース。
by agatha2222 | 2014-06-09 01:17 | Other | Trackback | Comments(0)


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