先週、9/2『シアター・ビートリッシュ』の記録映像(DVD)が手元に届き、ひとりで観ました。
不思議なことにどの録音よりも音が良く、凹んでいた私の在る部分が元の形を取り戻したような… (客席の一番後部で撮影していたからでしょうか?) 映像で本番のパフォーマンスを確認できることは本当にありがたいです。 どこをどう修正すべきか、改善すべきか、何を削るべきか、加えるべきかがはっきりとわかりました。 次はもっとよくなりますよ。 来年には再演を予定しています。 とはいえ、充分なリハーサル時間も取れず、通し稽古は端折りながら前日のただ一度できただけで、演技の部分の多くは本番で各自に任せるといった状況で、これだけの世界が作れたことには満足しています。 リハでは見せない本番だけの気迫・入りこみ様、臨機応変さは、出演してくれた宝栄美希さん、米澤一平さんともに素晴らしく、本番中にも感心しつつ、絡みの場面では私も大いに楽しむことができました。 各自の専門職(ダンスと、タップ)の技術・表現力のみならず、二人ともなかなかの役者だなぁと、二人とも、沢山の舞台の現場をくぐってきたのだものなぁと、 自分のキャスティング・センスにも自信がつきました(笑) 来年は、9/2『シアター・ビートリッシュ』の演目の再演に加えて、新しい企画もやろうと思っています。 完成版でなく"work in progress"的なものになるかもしれませんが。 9/2を終え、すぐさま次は何をやるか、(通常の音楽ライブでなく、シアター的なもので)考えた時は、ビートルズとは関係のない(それも壮大な)ことをイメージしていたのですが、 結局また(というかまだ、)ビートルズでやっておきたいことがあるなぁという結論に落ち着いています。 9/2の世界観とはまた違うジャンルというか、表現の形態をフィーチャーしようと考えています。 演目の縦軸である楽曲のアレンジ、は前々から思いつくままに手がけていたのですが、 これらを統合した一つの作品として演るぞ、と覚悟を決めると、意識が広がるように感じます。 9/2の第二部=セカンドセット(新作)の構想を始めたのも、第一部を初演した2/28 『あがさpresents:ビートルズ狂時代@下北沢rpm』を終えた直後だったのですが、 まあ無駄なこと(ほんとは無駄ではないと思いますが)も含めてまあ、色々考え、やってみました。 その試行錯誤が私にとっては一番の楽しみでもあります。 クレイジーですが。クレイジーさに不安にもなりますが。 そして今回もまた、色々とリサーチをはじめました。 本を読んだり、ネットで調べたり、展覧会に出向いたり、映画を観たり、音楽を聴いたり、絵を描いたり、贅沢なひとりの時間です。 余談ですが、絵を描くことは、イメージにあるものを絵で表現することは私にはできないと子供の頃から感じていました。 (おちょくった漫画絵なら描けますが…) 今回はビジュアルアートの要素をふんだんに織り込みたいと考えているのですが、 誰かに助けてもらわないとなぁと… (といいつつ、変えるかもしれないけど。) このカオス状態のイメージ、アイデアがどう繋がるのか、統合されるのか(されうるのか?)まだわかりませんが、湧くものがある限りは、ちゃんと統合できるのであろうと、言いたいことがあるのだろうと、思っています。 どうぞお楽しみに、どうか、よろしくお願いいたします。
by agatha2222
| 2014-09-30 02:59
| Project Beatlish
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by あがさ カテゴリ
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