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フォンス・フローリス古楽院の講座、「はじめてのグレゴリオ聖歌」&「はじめてのルネサンス音楽」を受けてきました。 講師は古楽研究の第一人者、花井哲郎先生です。 http://www.fonsfloris.com/k/ こちらは昨年10月、アガリアム合唱団企画のワークショップ&ライブとして、合唱指揮者・歌手である櫻井元希さん率いるヴォーカル・アンサンブル「サリクス・カンマーコア」の皆さんに講義と演奏を披露してくださったご縁で辿り着きました。 その時の記事はこちら↓ http://agatha2222.exblog.jp/23767323/ 「サリクス・カンマーコア」のハーモニーにいたく感激し、講義に興味をむんずと掴まれた私の自宅PCのモニターにはその後、「ネウマ」と書かれた附箋が貼られ続け… (他にも「ダフ」とかありましたが) 2016年こそはこの世界について少しずつでも勉強するぞと決意。 ネウマ等については、「サリクス・カンマーコア」のブログ記事をご参照ください。 他の記事も(シリーズになっている)深~い内容ながら楽しく読めますのでおススメ~ (わたくしめには深すぎて頭がウニになるときもありますが、、) 二日間、朝から夕方まで。 午前中の「初めてのグレゴリオ聖歌入門」では… グレゴリオ聖歌のなんたるかを、花井先生の留学時代のお話を交えて聴き... (花井先生のお話は超解りやすい!面白い!そしてめっちゃええ声!) グレゴリオ聖歌の旋法を学び… そして出てきたネウマ! ネウマ&歌詞を見ながら歌う、あー美しい~ 必死のあまり息の続かないこと。 午後の「初めてのルネサンス音楽」では... 計量記譜法の基礎(馴染みの五線譜よりも古い記譜法)を学び... (こんな譜面、わたくしの汚い必死の書きこみ入り) ![]() さあここから極め付けにムズい!! さっき教えてもらったばかりの四角譜を読みながらポリフォニーで歌う!! 今回は参加者に男性が二人だけだったので、私はテノール担当。 (=4声のうち、高い方から数えて3番めのパート) 地声しか出ませんで(他の皆さんの発声に似せる努力をするような余裕もなく) 浮き気味ですが、気にする余裕もなく。 (その分間違えると目立って注意して貰えるので良いです) 楽しい、けど、頭がウニ… 初日帰宅後、知恵熱的な頭痛に耐えつつ必死で譜読みを頑張ったお陰で、 翌日はなんとか歌いながら他のパートも聴けるようになった(かもね?) 二日目の最後はコワイヤブック(怖いや~)を皆で観ながら= つまりカンペ=自分で書き込んだ譜面をみずに、歌いハモる! オー、チャレンジング&スリリング。 (コワイヤ・ブック、またはクワイヤ・ブック、こんなの↓) ![]() 曲はビクトリアの(Tomás Luis de Victoria)”Quam Pulchri Sunt Gressus Tui”。 カノン(みたいなやつ)! ズレにズレてあ~どうなるの?ってとこでピタリとハモるカタルシス! シャープが現れて転調、移ろう色彩! 後半はヨレヨレながらなんとか最後まで皆で歌いきりました。 二日間で、鍵穴から壮大な音楽世界を覘き見ることができた、かも。 もっとやりたい~ というわけで、私の「ハーモニー」と「宗教歌」への憧れはこれから何処へ行くんでしょうか。 その辺の話はまた今度~
by agatha2222
| 2016-03-29 17:18
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