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ノスタルジー上等 (ジョージぱいせん)

前回からのつづき)
なぜ今、ジョージ・ハリスン特集なのかっていう話ですよ。
まだまだプロビーで遊びたいから、「じゃあ次はジョージ曲でも特集しとくか~」なんて安易な理由とちゃうんよ。
(いや、それが悪いわけじゃないけど、ってか、もしかしたら単にそういうことなのかもしれないけど)
ジョージの人生に注目し始めた夏からの流れは、必然だったのかなぁ、と思うのです。


まずひとつのきっかけとしては、
今年8月初旬、(欧米で初めにヨガを広めた偉大なる聖者)パラマハンサ・ヨガナンダの映画を見に行って、そこでジョージもヨガナンダを敬愛するひとりとして(ほかに有名どころはスティーブ・ジョブスとかも紹介された)インタビューを受けているのを観て、
自分の興味とジョージのインド愛に接点を見つけたような気がした。
わたしは昔からインドの哲学やさまざまな宗教観に興味はあったものの、ジョージの「ハレ・クリシュナ」とは距離を感じていたというか、彼のスピリチュアルな(片仮名で書くこの単語がどうも好きじゃないんだけど)探求について詳しいことは殆ど知らなかったのだね。

はい、こちらもオレンジ色ですね(しつこい?)、ジョージもお勧め、パラマハンサ・ヨガナンダの本。
ジョージは自宅に何冊もストックしてあって、出会った人に上げたりしてたらしい。
「あるヨギの自叙伝」

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(実はまだ読み終えていない...)


で、さらに、、
音楽活動を再開するとまた耳の調子が悪くなるし、なにもできないっていうより本当はもう極力なにもやりたくない!!と思っていた引き篭りの夏、
暇にまかせてビートルズ関連の本を読みあさり(今まで敢えて読まないようにしていたけど)、映画を改めて観あさり(新作映画もあったしね!)、Youtubeでインタビューやテレビ出演の映像などを観あさり(いい時代になったよね!)、とノスタルジーを糧にぬくぬく生き延びていたのですが、
その結果、また新たな視点で彼らの音楽を、人生を見られるようになったのでした。
(そのためにアマゾンにたくさんお金も埋めたのでした。)


さらにさらに言うと、、、
ジョージ・ハリスンのことが大好きな青年が主人公の漫画「レコスケ君」を読んで、思いっきり感化され…(恥ずかし)
というか、レコスケ君のマニアぶりに対して、私はまったくなっとらん!と自分に喝を?入れ、ジョージ学に励んだというわけ。


で、なぜ自分がそこまでジョージにこだわっているのか?
ジョージのどのクオリティ(資質)に憧れているのか?という理由を、探ってみたところ、、言葉にするのは難しいのですが、
(映画「Living on the Material World」を観た人ならわかってもらえると思うのですが)
一言で言うと、彼は心の本当に幸せのために死ぬまで努力し続けた、という点でしょうか。



そもそも、今年の私は「幸せであること」に対して、注力することに決めていたのです。

音楽をこしらえたり、企画に取り組むことで自分に欠落しているものから気を反らしていた部分は今までずっとありましたが、
音楽をこしらえたり企画に取り組むこと自体は、(少なくとも私にとって)本当の心の幸せとは全く関係がないとはっきり判ってしまったのが一年ほど前。

で、「幸せである」ためには自分自身を変えるしかないことも良くわかっていて。
中身を変えようとしているときに、外に対してエネルギーを放てないので、
ライブ等は殆どお休みすることにしたのです。
耳の不調も、結局「今はそれ(音楽)に注力してる場合じゃないから」という体の声のように思える。
(だから合唱団を辞めたのではありませんけど)



目に見える結果としては、先述のとおりヴィパッサナー瞑想のコースに参加することに繋がったのですが、ジョージがきっかけをくれたというか、橋渡ししてくれたなぁと。(あんまり言うと恥ずかしいけど)
それも、色んな偶然?が重なって、行けることになったっていう、、、数ヶ月前の自分からしたら、考えられないようなことかも。

もちろん瞑想といっても様々な方法があって、ジョージが実践していた方法はヴィパッサナーではなかったと思いますが、細かいことはいいんです、ここでは。
エゴをいかに手離していくか、、など目指すところは同じなのだと思うから。


(まだつづく)
by agatha2222 | 2016-12-06 23:12 | Project Beatlish | Trackback | Comments(0)


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