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嗚呼 こんなにも孤独なひとびとで溢れて (Eleanor Rigby)

"Ah, look at all the lonely people
Ah, look at all the lonely people"


Eleanor Rigby (the Beatles)




ぬるっとポール祭りは再開してしまったのだ。(あ、プロビーの話で・・・)
ある日、頭の中でベースが、私のあの落札価格2800円のIbanezのベースが、昼夜構わず鳴り続けるのでちゃっっと録ってみることにした。
ちゃっっとでは済まなかったが、無理やり済ませたぜ。
ギターソロは・・・、えっと、これ以上は、何も言うまい。


曲は「エリナー・リグビー」




1966年リリースのアルバム"Revolver"に収録、同年に"Yellow Submarine"との両A面シングルとして発表。
こちらのフィルムは1968年のアニメーション映画"Yellow Submarine"のひとコマをデジタルリマスターしたもの。
このアニメのテイストは、後のモンティ・パイソンにも繋がっていくわけです、余談ですが。

作曲者のポールが、ジョージ・マーティンに「ヴィヴァルディ風にしてちょ♪」とオーダーしてアレンジされた弦楽四重奏、
ふつうのクラシック音楽の録音では絶対にやらないようなオンマイクで(=楽器にマイクを近づけること)録ることで得られた(ミュージシャンもエンジニアも嫌がったそうですが)、生々しいというか荒々しいというかエッジの利いたサウンドが、緊迫感をかもし出しているように思います。

歌詞については「孤独な人々」として、架空の人物について語っています。(詳しくは、ウェブで♪)
ポールは「自分ひとりで書いた」と話しているみたいですが、ジョンに言わせると「あいつは2,3行だけ書いてあとは俺とマル(=ビートルズのロードマネジャー)にマル投げしたんだ!」だそうですが、真相やいかに。(あ、余談ていうか、しゃれ)

お正月という日常の切れ目に、もしくは居心地の悪い実家で面倒くさい親戚や仲の悪い両親に挟まれて、この歌に歌われているような心象に共感する人も案外多いのではないでしょうか。
とかなんとか、今日もちなんでみたんですけど。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(早く曲をアップしたいがための、取り急ぎのご挨拶で)


追記:
名前を出したところで、今日は(1/3)故ジョージ・マーティンのお誕生日だったのですね~。
つい数日前は某る人との会話でビートルズの話が出て、その人が「エリナー・リグビー」は最高だと語っていたり(特にいまレコーディングをしているという話はしていないけど)、なんかこういう偶然は、好きですね~。


by agatha2222 | 2018-01-03 18:35 | Project Beatlish | Trackback | Comments(0)


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