ガットギターは6弦をドロップD(通常のピッチ=Eより全音下げる)に調弦することによって、津軽三味線の二上がり(たとえばD-A-D)のような倍音の下地層が作れるのだ。それはあたかも生野菜にまぶしたオリーブオイルのように、あとには何をかけても味を纏めてくれるのだ。ドロップDくらいの「変則」であれば通常のコードも簡単に応用できるので、展開も無限大なのだ。だからテンションが上がるというものなのだ。ドロップDはそんな舞台なのだ、いや、リングなのだ。リングに稲妻走るのだ。高速ジャブのようなバチーダを、回し蹴りのようなラスゲアードを、親の敵のように繰り出してはあかぎれの指先からは血が出、爪が欠け、その録音を聴いて現実に冷や水を浴びせられる、もともと無い鼻が圧し折られる。嗚呼もう、ずたぼろだ・・・勝っても負けてもずたぼろだ・・・争って良いことなどなにもない・・・倍音のごわんごわんしたところもいまいち集音できてないし・・・
なんの話だったっけ。 プロビーのポール祭りの続きです。 Lady Madonna (the Beatles) 一応これはまだ完成じゃなくってデモ・・・、と言ってもお茶を濁しているだけで、これ以上アレンジを変えたりするつもりもないんだけど、これをこれ以上練習してるバヤイじゃない!
オリジナルの方を急がんとヤバイ! けどやりかけたものは雑でも何とか出さなきゃこの場の収まりつかない! ということで、ぷりっと! オリズナルはこちら。 1968年リリースのシングル。 映像は、ライブツアーの代替として発表されるようになった当時のPVで、この曲のレコーディング中のようす・・・、と見せかけて、この映像で演奏しているのは別の曲で、アルバム「Yellow Submarine」に収録された"Hey Bulldog"です。 "Lady Madonna"のレコーディングが終わった後に、これシングルにするから、やっぱりPV撮っとこう!となって、じゃあビートルズの皆さん、アテレコで演奏する振りして?っと言われてイラチのジョン・レノンが「そんなメンディーことやってられへん!俺の新曲(Hey Bulldog)をこれから録るから、その映像を撮って("Lady Madonna"の)PVに当て込んどいたらえんやんけ?どうせ何の曲やってるかなんか、見てもわからへんのやし!」と提案したとおり、音は"Lady Madonna"、映像は"Hey Bulldog"録音時の楽しげなようすとなっております。 (ちなみにジョンはこの"Hey Bulldog"を、もう録り終えていたポールの"Lady Madonnna"の代わりにシングルA面として推したそうですが、後だしじゃんけんということでワガママは叶わなかったそうです。) "Hey Bulldog"はこれ。映像同じでしょ。 (アニメ映画"Yellow Submarine"の画のほうを探したけど見つからず・・・) 今年は戌年なので"Hey Bulldog"でも遊びたいなぁ録りたいなぁ、などと考えてもおります。ちなんでるでしょ。
by agatha2222
| 2018-01-18 17:08
| Project Beatlish
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