<まずは自己紹介=出演者紹介①とご挨拶から> あがさ 和歌山市出身。singer-songwriter的なやつ。 江州音頭は勉強中。 (photo by bozzo) …楽譜の読めなさを誤魔化しながらバイオリンを習い、ピアノを好き勝手弾きまくる幼少期を過ごし、小学校高学年より姉のCDでUKロックを聴きはじめ、「禁じられた遊び」しか弾けない父のボロいギターを手にし、中2で耳にしたビートルズに憧れて宅録をはじめ、早々に学校生活のレールから外れて二度と戻ってこれませんでした。 各土地の音楽とその言語は切っても切れない関係にあると思いますが、関西弁話者のアドバンテージをおよそ初めて生かせるであろう江州音頭(ごうしゅうおんど・滋賀県八日市市発祥の今も関西で歌われ続けている盆踊りの唄・くどき)の勉強を曲がりなりにも始めたことは、奇縁というか幸運というか。 今回は、おそらく関東で唯一の?江州音頭チーム「モノガタリ宇宙の会」でご一緒している佐藤みゆきさんとのデュオで、音頭にとどまらず色んな唄を演奏します。 同じく「モノガタリ宇宙の会」のリーダー/スター音頭取りである中西レモンさんにもゲストとしてご出演いただきます。最後にみんなで仲良く演奏するコーナーも設けております。お二方については後ほど詳しくご紹介します。 主旨としては、真にもろめっちゃ「ええ声~(注:おかけんた風に)」なお二方の唄を多くの人に聴いてもらいたい!、そんで自分はその横っちょでギター弾いたり三味線弾いたりしてみたい、あわよくばハモってみたり声をあわせてもみたい、という思い(下心)で企画しました。 佐藤みゆきさんとは音頭ライブの場でご一緒するほかには、それぞれのユニットでのタイバンでそれぞれの曲にちょっこと混ざる、といった共演の機会は以前にもありましたが、デュオでまるまる2セット、というのは今回が初めてです。つまり殆どの曲が初演っちゅうことです! 音頭、ごぜ唄、日本や奄美の民謡、佐藤みゆきさんの本職である東欧ブルガリアの唄や、何故か中央アジアはトゥバの唄などなど、とっ散らかったラインナップはご愛嬌、ということで。 ちなみにタイトルの「ええ声~」のニュアンスは、おかけんた(おかけんた・ゆうた)の定番ギャグです。↓の動画の1分58秒以降をご覧ください。 関西圏以外では殆ど知られていないかと思いますが、わたくし個人的には、例えば母親との会話の中で「ええ声」というタームが出てきたら(動画でのおかゆうたの振りのように)、相手は必ず「ええ声〜〜!」と大げさなビブラートで声を張り上げ、そしてそれについて特に誰も触れることなく、その後も会話は続いてゆくというような、ごく日常的な、懐かしい郷里の菓子のようなものなのです。 <出演者紹介②> 佐藤みゆき まくし立てる変拍子に踊らされてブルガリアへ 村の祭で聞こえてきたお婆ちゃんたちの歌声は 鈴の音に包まれた泣き声のような鳴き声のような ブルガリアのフォークロアを歌いつつ踊りつつ 江州音頭も勉強中。 皆さまの 清きお耳を汚しましょ~♪ …佐藤みゆきさんは、まずは踊りからブルガリアの文化・音楽に触れ、ブルガリアの民謡歌手から直々に習った唄を、倍音豊かな地声の響きを追求し続け、名人の域に達してもなお努力の弛まぬその姿は眩く、私は(心の)薄目を開けて彼女のことを見ています。 現在はバルカン地方の民謡デュオ「サクラコプリナ」や、アフガニスタン音楽とのコラボ「アフガンとブルガール」ほか、ブルガリアをはじめとするルーツミュージックの名高い音楽家達と数多くのコンサートに出演。涼しい顔して複雑な節回しと多彩な音色を繰り出す端正な歌声が魅力です。歌の他にはカヴァル(中央アジアに普及する木管楽器。縦笛っていうか斜め笛)も演奏されます。 近年は奄美民謡歌手のえぐさゆうこさんとの共演など、日本の伝承歌にも興味と挑戦の幅を広げる中で(わたしが騒いでるもんで)出会ったのが江州音頭。 顕微鏡で覗いたかように細やか~~なコブシの名人技を私もお手本にさして貰いつつ、江州音頭のお陰で一緒に歌える機会が持てることは私にとって役得というかウッシッシというかとても有難いことと思っております。 今回は他では決して見ることのできない、みゆきさんの新たな表情も…見られるかもしれませんよ! <出演者紹介③> 初代桜川唯丸江州音頭通信講座・モノガタリ宇宙の会世話人。盆踊りのフィールドワークをはじめ、歌・踊り・図像をもとに文化の移入と変容をテーマとしたアートワークを行う。 絵を描いて個展を開いたり、踊らないのに(その昔は踊っていたそうですが)ダンスの公演で日本中を回ったり、郷土芸能の調査で日本中を回ったり、江戸時代の瓦版の読み方を教えたり、自作の奇天烈な衣装を着て三味線弾いて東北の言葉で歌ったり喋ったりと、博学多才ながら、うなぎのように捉えどころに困る存在ですが、今回は『ええ声〜の会』ですので、その辺にフォーカスしてみたいと思います。 中学生の頃にお祖母さまのカセットテープを聴いたことから、民謡と三味線を独習で始めたというレモンさんは、とにかくええ声、魔術的ええ声です。江州音頭の席でその、ええ声にオハヤシ入れたり太鼓叩いたりできるのは幸せで、私は自分で歌う方は別にどうでもいいかな?とちょっと思ってしまうくらいです。(いやまあ頑張るけど) 各地の音頭、民謡だけでなく、節談説経、ごぜ唄、香具師の口上、神楽の唄にイタコの口寄せ(漫芸)、さらには韓国のポンチャックまで(あんまり書くと、あんまり書くなと言われそうですが)、日本の古い芸能はだいたい守備範囲?古そうな奴はだいたい友達?お口を開けば色々な唄が出てきます。 そんなわけで今回は何を演ってもらえるのか、とっても楽しみです! おまけ(ぷぅ)↓ 尚、会場のスペース上、当日は定員20名とさせていただいておりますので、早めのご予約をお勧め(ってかお願い)いたします!!! 『ええ声~の会』 日程:2019年4月22日(月) あがさ(ええ声/ギター/三味線/ドフ) ゲスト: 中西レモン(めっちゃええ声/三味線) 料金:2,000円(+1ドリンクオーダー) 定員:20名 予約:agathabeatle(at)gmail.com もしくは あがさまで直接
by agatha2222
| 2019-03-21 03:32
| Ondo
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