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どうでもいい夢の話 #1

だいたい毎日夢をみます。ツイッターに内容をメモったりしてます。あんまり長いと(誰も読まんやろう…/あんまりヒマや思われても嫌や)とか自意識が邪魔したり単に面倒くさくて書かないけど。気まぐれに書いてみようかなと思ったのさ。あくまで夢です。

3/2
以前からライブを聴きに行きたいと思っていた(けど実際にはまだお会いしたことがない)某ミュージシャンの一週間をドキュメンタリー番組のように画面(夢には画面があるだろ)左上で見守っている。彼は咥えタバコで鍬を振り上げ自分の墓穴を掘ったり、クスリをやったり。

その後シーンは一変、どこか外国の部屋の中、これから家族で日本に戻るらしい。どうやらこの時点で、私はなにやら人殺しに加担しているらしいが(詳しいとこ失念)、バレないように祈っているか、その不安を(まるで納税に対するリアルな不安のように)心の中心から追いやろうとしている。それはさておき、持って帰る荷物を纏めなくてはならないのに、鞄の中身はぐちゃぐちゃでチビた鉛筆や紙切れとかしか入っていない。納屋に入るとラックの上に母親のポシェットがポツンとあるだけで、これを借りようと中を開けると、大きめの五百円玉かウォンか、(ビール瓶の蓋の)王冠かコインチョコのようなものが何枚か入っていた。そうしていると兄が馴れ馴れしく肩を組んできて、(英語の通じる確率が)5%くらいの場所にも行くべきだ、世界中を旅するんだとか言ってくる。この期に及んで何を寝ぼけたことを言っているんだろう、ただの逃避だと思う。荷造りへの焦りと無視しきれない(殺人)罪の不安を抱えつつ朝マックしようかとカウンターでメニューを見るが、今はお腹はすいていない思いとどまる。
駅ビルを下って外に出ると、夜、ここはパリか?しかし和歌山城の入り口(なんちゃら門)のような景色が見える。石垣とオーバーラップして、風船で作ったような、風船というよりも巨大な八朔の粒々でつくったようなワニ。ディズニーランドのパレードとかそういう感じか。黄緑色のお堀を隔てて、小舟に乗ってそれを眺めている。小舟は少しずつ和歌山城から離れてゆく。写真でも撮っておくかと思って、スマホを忘れてきたのではと不安になるが、コートのポケットにちゃんと入っていた。よかった。そしたら一度目が醒めた。また寝た。

憶えているのは、これまた八朔の粒々のようにとんがった小石の敷き詰められた道をミニバンで走って、八朔の粒々のような(というか油絵みたいといったほうがいいのか)レンガ造りのジブリ臭漂う家に着く。運転してくれたおばあちゃんは気が付いたら運転席ではなく私の後ろに座っていて、なんでもハンドルなどは使わず(なにか理由があるらしいが)両足だけで細やかに操作して運転できるらしい。感心する。
その家の中は迷路のように入り組んでいて…、二階三階の各部屋に上がるのに、狭い滑り台を匍匐前進?でよじ登って行かねばならず、ちょっと太ったら閊えてしまうな、と思う。降りるときはウォータースライダーのように滑り降りたりするみたいだ。幼い頃遊びに行った秋葉山公園の滑り台を思わせる。なんとか狭い入口を潜り抜けて、広い和室に出る。休憩所というか支度場。自分の「出番」までまだ時間があるとタカをくくっていたら、もう時間だといわれる。まだ着物着ていない!ってか着物着なきゃいけないとか忘れていた!例のミニバンが何組もの出演者らを乗せて収録現場まで送迎してくれるらしい。相方にも手伝って貰ってとにかく雑でも着物を着ようとするが、補正下着を持ってくるのも忘れて、帯を締めてもすぐほどけてしまう。焦っているうちに着付けの順番とかも忘れてしまってわやくちゃ。相方がインターフォンでミニバンの運転手に連絡をして、あと五分待って下さいと引き留めてくれるが、結局彼女も先に行ってしまった。とにかく一人で着るしかない、がさっき締めていたはずの黄緑色の帯が見つからない。ここは支度場なのでいろんな人がいるけど、誰か持って行ってしまったのだろうか。困る。マジックテープで留めるような簡易的な帯や温泉旅館の浴衣についてくるような細い帯はその辺に転がっているがこれではどうにもならない。辺りにいた男性がガラスのショーケースから柄物の帯を出して「これは良いモノだけで作った上物ですが特別に250万で…」とか言いただしたが勿論そんな金はない。プリンセステンコーが自分の衣装を、赤紫のベルベッドのスーツを、北朝鮮の最高指導者が着てそうな形のスーツを着せてくれたが、いややっぱりここは着物でないとおかしいと思ってご好意に背く。(もうこれ着て出とけばよかったと後で思う)姿見にうつる自分の顔を見ると、化粧のみだれたプリンセステンコーその人だった。もうどれくらい遅刻しているのかわからないが、今回はどうやら「収録」なので、時間をずらすなどして対応してもらえるだろうと期待もしている。とにかく混乱していて、着物を着なくちゃならないのは自分なのに、どこからともなく現れた細身のモデルさんに何か着せたり。そのうち、頼りになりそうなお姉さんが「もうこれは(まともな帯が無いから着物の上に)スカートを履こう」と言って隣の部屋へ何か取りにゆく。「袴ではだめですか?」と訊くが、「袴はダメ」と言われる。さっきは薔薇模様の小紋を着ていたはずなのに、姿見の前に立つとオレンジ色のトラ柄(ケロッグのトニーみたいな)の着物を羽織っている。あのお姉さんがどうにかしてくれるみたいだから、もう安心だとちょっと余裕が出てきた。誰かに「師匠のどこが好きですか?」みたいなことをインタビューのように訊かれて、「ロックなところが好きです」とかなんとか頭の悪そうな回答をしている。そのあたりで目が醒めた。夢でよかった。

プリンセス・テンコーに恩義を感じるこんな日は(そういえば祖父の誕生日だった)雨。

どうでもいい夢の話 #1_e0303005_23290283.jpg

by agatha2222 | 2020-03-02 23:30 | Other | Trackback | Comments(0)


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