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ギターのおけいこ(溜息)

エレガットが脱腸。
ジャック差し込み口(と呼べばよいのでしょうか?)が、ヘコヘコギシギシ言ってる。
アンプに繋ぐと素直に音がでず、ボスっとノイズが…
一難去ってまた一難というかんじで、もー面倒くさい。

(念のために説明すると、「エレガット」とはナイロン弦を張ったギターで、アンプに繋いで電気を使って音をデカくできる楽器のことです。)

そんなトラブルでテンション下がるが、今日はしっかり新曲の練習。
私にとって新しい「奏法」なので、慣れるためにひたすら、やる。
右手つかれる。肘から先、肩甲骨の外側、地味に痛い。
左手はいわゆるボサノバコードではなく、シンプルなもんでセーハばかりでむしろ疲れる。
これが普通にサンバを刻むだけなら、二時間くらい弾いてもたいして疲れない。
結局「慣れ」の問題か。
歌いながら弾けないと意味ないので、声も出す、口がまわらない、声もつかれる。

…先日、初めて会った人とUKロックの話になり、その気になって昔々に作った唄とかやりたくなる。
ものものすごく久しぶりにアコギ登場。
(私がアコギと呼んでいるのはナイロン弦ではなくスチール弦を張ったギターのことです。)

昔は色々と鳴りものを所有していたのだけど、引っ越しの際にたくさん処分、日銭に換えてしまったので、残しているものはそれなりに思い入れの強いものたち はした金でも売れなさそうなものたち。このアコギは多分15歳の時に買ったもの。
一年くらい前に張りなおしておいた弦は、ちゃんと綺麗に鳴る。
しかしピックというものが家じゅう捜しても一枚も見つからない。
仕方ないので、「人差し指表爪」弾き。(そんな名前の奏法は多分ない。)

久しぶりにフォーク・ロックのようなストロークをやると、これまた疲れる。
というか、リズムにならない。ずれる。
いや、ピックが無いから疲れるやりかたでしか弾けないのだな、そうだ。
すぐ飽きる。
片づける。
やはり「エレガット一本、さらしに巻いて」でいいなと思う。
by agatha2222 | 2013-01-31 23:32 | Other | Trackback | Comments(0)

感想ともつかない呟き:昨晩のライブ鑑賞

好奇心は 瞳に宿る

好奇心を失うか 殺すかしたら

残るのは退屈と服従

ブレない軸さえ持っていれば

この手に何を掴んでも この手をどう動かしても

ぐるんぐるん回転できる

ブレても 倒れても

また戻ってくればいい 自然と戻ってくるでしょう

ブレることを批判する人がいても それはそれで好くて

自分のことは自分が決めたらいい

****************

昨晩、「徳久ウィリアム&助川太郎 歌&即興Duo @平井Time After Time」という稀有なライブを観に聴きに行きました。

そこでウィリアムさんが「僕たち好奇心が強くて…etc.」、と言うてはりました。

なんだか、久しぶりに「好奇心」という単語を聴いた気がする。
好奇心が強いのはええこっちゃ、「節操ない」とか思わんでええ、と思った。

そして好奇心は伝染する。

…そのライブの具体的な感想として「あの曲がどうこう」等と書くのがめんどくさくなるくらい幅広いパフォーマンスでした。平井Time After Timeという空間もス・テ・キ。

彼らのユニットP口琴ラボの最大のヒット曲、「倍音のバイオン」を朝から聴いていたら仕事中も頭のなかでローテしていて、、、このリズムに乗って仕事を片付けることにした。
右手だか左手だか両足だかでリズムを刻みながら何か別のことをする(別のリズムを刻むとか歌うとか)、という芸当は音楽家ならできて然るべきなので、我ながらいい思いつきではないかと。頭でバイオン打ちながら仕事、エクセル計算。
by agatha2222 | 2013-01-31 13:16 | Other | Trackback | Comments(0)

踊りについて葛藤とか

先週金曜にサンバ・ノ・ペとガフィエラのクラスに出て、日曜はバー・アスティエ、月曜はクラシックバレエの入門クラス(軽いやつ)のあとコンテンポラリー(略して、コンテ)に出て感動とともに身体じゅう痣だらけになり、昨日火曜は三年半通い続けているクラシックバレエ(ポワント=トゥシューズのトレーニングつき)のクラスに出た。

気持ちが在るから踊れるが、身体はまあ結構そこそこ大変(←尊敬する貴乃花親方語録)、疲れが溜まってる。やりたいからって、やりすぎや、っちゅうのは、わかってるんだけど…。

疲労回復のため、今朝は朝寝坊して会社にはゆっくり出るつもりだったんだけど、なんだか疲れすぎて朝寝坊さえできず、これはどうにもならないと判断して朝イチでなじみの鍼灸院へ。

もう快適さ最優先で、鍼灸院にもマイ枕を持参。(去年年末に帰郷した際にも、マイ枕を帯同させた)
だって、鍼灸院の四角い枕、硬いのよ。ドーナツ型に穴があいてるタイプならいいんだけど。
ずっとうつぶせ姿勢だとデコが鬱血してくるし、首は凝るし。
選び抜いた私のマイ枕に突っ伏して鍼灸院のベッドに横たわって待っていると、いつもの先生が「なんか自分ちみたいになってますけど、大丈夫ですか?」だって。大丈夫です!

で、鍼の話は置いといて、、、

やりたいこと全部、いっぺんには出来ない、、
ということが本当かどうか、やりかた次第だとは思うけど、
今のところ、身体がキツイと感じているから、今のやりかたでは全部は出来ないってことだろう。

この三年半、クラシックバレエと、その補助としてバーアスティエだけを(仕事以外で)やってきた。
クラシックバレエ向きの身体を作るために、あと無駄に疲れをためないために、他のスポーツ等は避けてきた。
唯一子供の頃から好きな水泳は取り入れていたけれど、それもレッスン後の疲れを流す&憂さ晴らしのため(罵声を浴びせられるクラスに出てたことがあるのです、、、ま、下手だからしょうがないんですけど)だったり、体力付けたいからだったりで、発達させたくない筋肉のことを考慮して、泳法としては背泳、キックなら平泳ぎメインで、やってた。
それでやっと変わってきた身体が、今色んなことを(踊りとはいえ)やり始めて、壊れてきている。

いや、サンバやコンテもちゃんと、正しい身体の使い方がまだ見に付いていないから、無駄に脚がパンパンに張ったりするだけじゃない?とも思うんだけど。

思うんだけど、やっぱり何をするにもバレエの基礎は必要だな、やめられない、と最近改めて感じる。
バレエをサボると、自分の身体が、つま先から背骨のてっぺんまで繋がる感覚が失われてしまう。
繋がってないと、何をするにも末端(脚とか)で頑張っちゃって、見た目も美しくないし、脚もパンパンになる。
うん、だから、細々と週一でもバレエは続けて、バーアスティエも素晴らしいメソッドだから続けて、、と思う。

でも、コンテもやりたいんだよね。
最近気づいたのだけど、コンテのクラスとは、基本のエクササイズの後に先生が即興で振りつけて、それを踊る、アドバイスをもらって、また踊る、というやり方が一般的らしい。だから、どの先生に習うのか、自分の好みと合わせて見極めたいとも思う。

コンテのクラスにでると、バレエ以上に肩回りが解れる…。
バレエの基礎は必要なんだけど、バレエには無い動き、バレエではあり得ないポジションがたくさんあって、、、オフバランス(あー、倒れるぅ~~っという伸びやかな動き)もあるし、上体も思いっきり捻るし、肩甲骨も外旋・内旋、と自由なかんじ、、、
私の肩関節はだいぶ緩めに付いているので、おもいっきり回していい振りだと単純に気持ちがいい。

あと、世界観かな。
バレエは美しい、ショパンもチャイコフスキーもプロコフィエフも美しい、バレエとはその美しさを表現するもんだと、私は思う。
でも私は「美しく」ない。
いや、踊るときは「その気」になってんのよ、
でも、結局、プロのダンサーを観ればわかるように、バレエは色んな意味で選ばれた人が幼いころから訓練を積んで、完成できるものだとも、思う。
好きでやってる分には、別にいいのよ、でも、鏡見たら、「あ、汚ねぇな、、なんで私こんなことやってんの?」と思うことも、あるのです。

コンテは、まあ十把一絡げには言えないのだけど、もっと人間くささがあるような、、、
私としては、今はコンテのテクニックを憶えたり、振付の現場に居合わせたいなぁと思うのよ。
積極的にコンテ作品を舞台やDVDやYoutubeで観るようになったのはこの一年くらいなのだけど、なんだか、イイ作品を見つけるとわくわくするんだよね。純粋に。

バレエ、コンテときて最後はサンバ&ガフィエラなんだけど、、

ガフィエラは楽しい。
全然できてないけど。

でも、バレエと大きく違う身体の使い方として、骨盤を前傾させる(つまりでっちりにする)、でも上体はバレエと同じように引き上げる、ということがある。
バレエの基本中の基本として、骨盤は地面に対してできるだけ垂直に立てて(腹筋背筋ちょー使う)、背骨のS字カーブもできるだけ直線に近づけるようにひっぱる、、ということがある。
その「立った」骨盤を作るために三年半努力してきたのよ。
で、今さらでっちり(プリっケツ)を作るのが難しいというか、なんというか、どうすりゃいいのさこのわたし♪というか、、、
社交ダンス(ペアダンス)を観ていると、確かに男性も女性もみんな、プリっケツで踊っているよね、あれと同じか。
先生を観察すると、見事なぷりっけつ。(踊る時だけね、たぶん)
下手に真似すると腰いわしそう(=痛めそう)なのだが…きっと腹筋をちゃんと使っていれば大丈夫なんだろう。

大丈夫なんだろう、と希望を持ちつつも、やっぱり最近身体が変わってきているのは先述のとおりで、、
バーアスティエの先生(透視能力者とさえ言っていいほどの眼力アリ)の先生にも見抜かれ、私の身体の悪い癖が戻ってきていると先日指摘された。

どうしようかねぇ、、、

それでも、あえて、今は拡張の時だと感じている。

…まとめられないんだけど、今日はこの辺で。とんだ雑文になりました。
by agatha2222 | 2013-01-30 18:57 | Dance | Trackback | Comments(0)

無題

昨日のことは 忘れてしまいなさい
よく眠りなさい
あなたが忘れてしまっても
本当に必要なことは 留まるから
安心して 忘れてしまいなさい
by agatha2222 | 2013-01-30 17:31 | Prose/Lyrics/Stories | Trackback | Comments(0)

Project "I.F.O." ③回顧録のつづき

"I.F.O."って、ジョン・レノンのファーストソロアルバムに入ってる曲"I Found Out"からとったのね。U.F.O.ともA.F.O.(by坂田師匠)とも関係ないのよ。

回顧録のつづき、ね。
昼休みにしれっとブログ更新して、少しずつ自分の中で整理をつけていきたくてね。
あと、先日の「ひとり興行はじめ」(ライブ)の後に「いつから演ってるの?」と興味をもって尋ねてくれた人がいるので、昔の自分のことを書きたくてね。
いや、誰に訊かれなくても、書きたいんだよね、本当は。

そう、ビートルズとの出会いが私の人生を変えたのです。(狂わせた?)
作詞作曲編曲して、音楽以外のアートともコラボして、なんか、すっごいクリエイティブなことがしたい!と純粋に思ってしまった。
それ以外に面白そうな「進路」なんてない、と思った。

この出会いの前から、クラシックとか90'sUKロックとか音楽は聴いてたけど、自分でCDを買って、というわけでわなかったし、楽器もなんとなく遊んでいるというかんじで、もう先生について「習う」のはコリゴリだと思ってたし、まさか、まさか音楽家になりたいと今さら(って今から考えればまだ子供なんだけど)考えるなんて、、自分でも驚いた。でも、もうそうなっちゃったんだから仕方がない。

とりあえず、曲を書くには録音する機材みたいなものがいる。
友達のお兄ちゃんがバンドでキーボードやってて、世の中には多重録音機能のついたシンセサイザーなるものがあることを教えてもらい、お年玉を貯め続けてきた貯金で買う。クラシック曲の出来損ないみたいなのを作り始める。

ギターも、ちゃんと弾けなきゃな、と考えて、アイバニーズの安いエレキを買う。
クラスの男の子が習いに行ってるというヤマハの先生とこにとりあえず通う。
(が、自分が浮いてると感じて、あとなんか求めているものと違って、あとそこを紹介してくれた男の子のことを好きになって付き合って振られて居づらくなって、一年足らずで止める。)

あたしにはエレキじゃないな、アコギだな、と気づき、これまた安いアコギを買う。
テープレコーダーで簡単な弾き語りの唄を録音したり。

もう頭の中は忙しい。それが中心になっていった。
でも学校生活には試験もあるし、宿題もあるし、ちょーうぜぇ「進路指導」もある。

私が在籍していた学校は、いわゆる田舎の中途半端なレベルの中高一貫の進学校で、中途半端なレベルなだけにおそらく教師側も必死で生徒に「求めて」「押し付けて」くる。
やっと中学生になった!と思ったら一年くらいでもう、将来何になりたいの?そのためにどこの大学のどこの学部に行くの?と尋ねられる。
んなこと解るわけないやん...
何かに決めて、そのために頑張りなさい、と言われるから、とりあえず無理やり「何か」の目標を決めるんだけど(音楽家に、ソングライターになりたいという夢以外に)、本当に自分が願っていることじゃない、ってか、世の中のことなんてまだ何もわからない、どんな職業が存在して実際その仕事はどんなものなのか、誰も教えに来てはくれない、そんなもろい「目標」に向かって、これから何年も定期試験のために頑張り続けるとか、無理、イヤになってしまった。
もう「頑張りません」と決めたら、全くやらない、「勝ちに行く」つもりがない戦(試験)なら、不戦敗がいい、ということで堂々と赤点をたたき出す…。

それに田舎には、学校以外で逃げるところもあまり、ない。
遊ぶところがない。
だから自分の部屋にこもって、自分がやりたいことばかりやるようになった。

クラスメイトとも話が合わなくなってきた。
同じようなことをしている友達が欲しかった。
いや、私は何も変わってなかったのよ、、小学生のころから、、よくあるでしょ、友達と替え歌作って歌ったりしてしょうもないことではしゃぐ、、という、、
そういうことが、「思春期」に入っても私にとっては大事な「発散」で、
以前の記事に書いた、ビートルズ赤盤・青盤を貸してくれた凶暴な友達と二人で、学校の更衣室や廊下で「わたしジョンとジョージのとこ歌うわ、あんたポールな、カモンカモーン♪」とか歌って遊んでいたんだけど、
中3だか高1くらいに上がるとその凶暴な友達は体調不良で学校に来なくなり、
他の友達は「プリクラ交換」「ポケベル」「(高校からこの学校に入ってきた)どこどこの男の子がかっこいい」とかいう話ばかりしていて、
はては仲の良かった友達から「高等部の子たちが(つまり中学から一緒じゃない知り合いじゃない子)あんたのこと、いつも歌うたってて変人やゆうてるで、そういうのやめたら?」と言われ、
あーもう、ここに私の居場所はないな、さっさと辞めちまいたい、と思い始めた。

とても孤独だった。
三歳上の姉が、大学受験で忙しくなって、さらに大学入学して実家を出てからは特に、話し相手も居なくなり、どんどん内省的になっていった。
今みたいにインターネットでコミュニティに入って、ということも出来ないので、某音楽雑誌の「募集欄」に投稿して友達を募ってみて、手紙が届いたりしたけれど、
やっぱり全く知らない人にまだ一応JC(女子中学生)の私が独りで合いに行くのは怖すぎるし(それは正しい感覚だと今でも思う)、結局誰ともつながらず、、、

そんな折、公文かなんかのテレビCMで、かのポール・マッカートニーが自身の母校をパフォーミング・アーツ(ポピュラー音楽含む)の大学として開校、学長に就任したということを知る。
そして、某音楽雑誌の広告欄に、その大学の「サマーコース」参加ツアーを見つける。
16歳から参加可能…ちょうど高1の夏には16歳になってる、、行きたい、、ダメもとで資料請求し、親に掛け合ってみたら、なんと行かせてくれた。
登校拒否気味になって塞いでいる私が自発的にここに行きたい、ここに希望がある、というのなら、ということだったのだと思う。

独りで和歌山から大阪までも行ったことがない、
いや、もっと言うなら独りで電車に乗ったこともない(いつも誰かと一緒、誰かについていくという人任せな性格)、
そして最寄のバス停から家に帰るまでに道に迷ってしまったことがあるほどの方向音痴の私が初めて、独りでイギリスに、リヴァプールに向かいました、高校一年の夏休み。

広い世界を観ました。
(いや、本当は、そこよりも、もっともっと世界は広いのだが)

…去年の年末に帰郷した際、納屋替わりにしていた死んだ爺さんのボロい家に置いていた、自分の荷物の仕分けをして、自分にとって大切なものをすべて東京に送ったんだけど、その中にそん時の日記があった。とても懐かしい。

リヴァプールに飛んだところで、今日は〆ます。
こんな昔話、読んでくれる人、本当にありがとう。

(つづく)
by agatha2222 | 2013-01-28 14:03 | Project Beatlish | Trackback | Comments(0)

アクラム・カーン "DESH"を観て 支離滅裂な感想

1/26(土)、彩の国さいたま芸術劇場にてアクラム・カーンのソロ・コンテンポラリー作品”DESH"を観に行ってきました。終演後、感涙にぐったりしてすぐには立ち上がれず、のそのそと劇場を出たのは自分が最後で、係員の人たち全員がぞろぞろと私に向かって「ありがとうございましたー」と言ってくれるのが少し申し訳なかった。

…やっぱり、イケてる人(アーティスト)はイケてる人と組むんだよな、とこの頃、多方面で思う。
まあ何をイケてるかと思うかは人それぞれ好みがあるでしょうが。

アクラム・カーンを私が見つけたのは、シディ・ラルビ・シェルカウイとの共同作品を観たからだし、シディ・ラルビ・シェルカウイについては東京バレエ団出身の「神々しい」ダンサー・首藤康之と、シェルカウイ振付の作品で共演していたから。
(敬称略…感覚的に日本人だけ「さん」付けしないと悪いような気になるので)

アクラム・カーンについては、、

(「100年にひとり」の天才バレエダンサー・シルヴィ・ギエムとの共演)
http://www.dailymotion.com/video/xij1ig_sylvie-guillem-et-akram-khan-festival-vaison-danses-2011_creation#.UQS2eh30JIE

(インドの古典舞踊・カタックについて語り・踊るアクラム・カーン。タブラも叩いてます)
http://www.youtube.com/watch?v=nOiGl-JyTVw

(で、今回の作品”DESH"のトレイラー)
http://www.youtube.com/watch?v=eZRELunN1mM

タイトルの”DESH"とはベンガル語で”homeland=母国”の意。
バングラデシュ系英国人として二重のアイデンティティを持つカーンが、初めて自らの個人史に真っ向から対峙した、これまた初めての長編・ソロ作品だ。

終演後、劇場で無料で配っていたパンフレット(なんて良心的なんだろう)に、カーン自身のインタビューが載っていたので一部、(勝手に)転載します。

…「僕はずっと、コンテンポラリー・ダンスという文脈のなかで、舞台にひとりで立つことを怖れてきました。けれど年齢的に考えても、いまこそ、そのチャレンジの時。自分のアイデンティティ、生い立ち、国、父親、そして何より自分自身と”対峙”する作品を創作することにしたわけです。」

…「子供のころ、うちの居間のテレビにはマイケル・ジャクソンが映っていて、隣の部屋ではボリウッド(インド映画)のインド音楽がかかっていて、さらに僕は母親から30年間フォークダンスを教わって、後々、学生時代にはコンテンポラリー・ダンスのトレーニングを積むことになった。そうしたら、僕の身体は完全な混乱状態に陥ってしまった。でもそれらすべての文化を融合させる良い時期が来たんじゃないかと思ってね、それでこの作品でそれを初めて試してみることにしたんです。僕にとっては、この自分の複雑な身体こそが”母国”であり”アイデンティティ”だから」

(転載終わり)

私は、この”DESH"を観る前に、このタイトルから私自身の”homeland"もしくは故郷について考えていました。
私の故郷は和歌山市だけど、私が生まれ育った「実家」はもう無くて、母親が住んでいる和歌山市内の家が強いて言うなら「実家」かな、と思っている。
今でも和歌山市に帰った時は、ああ懐かしい景色だな、片男海イイな、友達に会えるな嬉しいな、等と感じるけれど、思春期の頃には「早くここから出たい、面白い世界に行きたい」と思ってたし、その土地自体に愛着があるかどうか、自分でもよくわからない。対外的には「和歌山」をアピってみたりするようになったけれど、、、(「ぷりぷり県」by吉田戦車の影響もあり)
親・家族が居るから故郷として定期的に訪れるけれど、ふつう、親は自分よりも先に居なくなってしまうわけで、いつか親が居なくなったら、私はもう殆ど和歌山には帰らない思う。
じゃあやっぱり、親が”homeland"なのかな、と考えて、、、いや、親が先にこの世から居なくなっても自分の中にはずっと居つづけるのだから、自分自身のなかに”homeland”があるというか、自分自身が"homeland"(homeでもいいけど)なんだな、と帰結した。

だから終演後にカーンの言葉を読んで、「お・ん・な・じ・じゃ~~ん(はーと)」とちょっと嬉しくなった。(アホ)

あと、もうひとつ、喜びに近いものを感じたのは、、、
「自らの個人史に真っ向から対峙した」作品であるというポイント、、、
カーンの二つの母国(バングラデシュと英国)のこと、彼の生い立ちにまつわること、個人的なこと、
個人的なのに、いや個人的だからこそ、これほどに力強い作品になるのかな、と思った。

そのことが何故、「喜びに近い」のかというと、
私自身が歌を歌ったり、なにか他の表現方法で人に何かを披露する際にも、
その何かは「個人的」であってもいいのかな、
だからこそ強く伝わる(伝わる人には)こともあるよね、きっとそうよね、
と勇気をもらったから。

私が今まで作った歌には、個人的な思いから出来たものもあれば、何か他所から着想を得てお話をでっち上げたものもある。
「でっち上げた」とはいっても、私が普段から考えていることが含まれていたりするんだろうけど、、、
個人的な思いから出来た歌については、もうあまり歌いたくないと思ってた。
自分では結構好きだけど、曲はイイと思うけど、なんか痛すぎるんじゃ、、救いがなさすぎるんじゃ、、「え、このコ、実はこんなにネクラ?」とか思われたくないし、、とか考えて、、

…この辺のモヤモヤな思いは上手に文章にできないし、頑張って文章にしなくても私がこれから演ろうと思ってるライブやらなんやらで体現させればいいのだろうと思うので、中途半端ですがこれで感想は終わり。

DVDになったら買おう、”DESH"…メイキング・ドキュメンダリーのDVDももうオーダーしてしまった…
by agatha2222 | 2013-01-27 14:14 | Other | Trackback | Comments(0)

Project I.F.O. ②(閑話休題)

これは完全なるつぶやき。
…歌の意味なんてどれもこじつけでしかないのだから、得意のコジをツケてやろうじゃないか。

Love is God, is it really true?
no, no no, don't think, feel! (by B. Lee)
or just live, you live, with yourself,
no matter what, you are you,
love is there, god is maybe there,
but do not depend on it.
this is my declaration to the Sadies(guru).

don't think, feel!
God won't come down to your head,
but when you feel it, it's there, it's yourself.

this is what i found out after those years.
by agatha2222 | 2013-01-25 15:08 | Project Beatlish | Trackback | Comments(0)

初ライブの後に思うこと

1/23 「あがさ ひとり興行 はじめ」@(聖地)西荻窪Aparecida、盛況の中無事、終了いたしました。

「ありがとうございました(はーと)」を念仏のように心の中で唱えています。

ライブ内容の反省と、これからの課題はまた明日から取りかかろう、、と言いつつ、少しだけ今晩の感想をメモっておきたい。今晩は録音した音源はまだ、聴かないけど。。。

今日は、細かく言えば色々と悔やまれるところもあるんだけど、
総じて、自分でも「良かった」と思う。

どういう点で良かったのかというと、「キレ」具合が。

もちろん、これはお客さんのお陰ってところが大きい。

でもね、五年以上のブランク前より、断然イイの、「キレ」具合が。

独りで家で練習してても絶対ここまで「キレ」られない。
それが客観的に聴いて、観て、良いパフォーマンスか「どん引きぃ~~」なのかは音源を聴いて判断するしかないけれど、でも最近「キレたい」、とこのブログでも綴っていたことが体現できた点においては、自分に及第点をあげたい。

予想以上に「キレ」すぎてコントロールを失う場面もあり、まあこれは実戦を積んでくしかないかな、とも思う。

で、なんでブランク前よりイイのだろう?
人前にでて歌うことを、全くしていなかったのに。

自分で言うのも白ける台詞だけど、五年の間にヒトとして、精神的に成長したんだ、と思う。
あー白ける、でも、これは実感。ビフォーアフターの、実感。

生きていく上で色んな問題にぶち当たって、苦しんで、模索して、少しずつ獲得してきた精神的なテクニック、、、あと開き直り、、、年をとればとるほど厚かましくなるというよくあるハナシ、、、

さらに、(音楽が出来ない苦しさから逃れるために始めた…)クラシックバレエを習うこと、身体の出来あがってしまった大人から始めても上達してやるために色々研究したことが、汎用性を持って自分の身に付いているんだ、と思う。

んー、デカい口叩いてるけど、あくまで当社比ですよ。
まだまだ修行の余地は100年生きても足りないくらいあるから、色んなことを教わりに行こうとしているわけで。

今日はこのくらいにして、また明日の為に脱力しようと思います。
明日、録音を聴いてまた、苦悩するのでしょう…。^^;

最後にもう一度、来てくださった方々、来ようとしてメッセージまでくださった方々、本当にありがとうございました。私はこの夜に皆さんと共有した時空間を、これからずっとずっと、忘れないです。

(今夜のオリジナル曲↓)

コハクノヒトミ
~桜の雨

指名手配犯峰不二子
モラル
ナイショノハナシ
今年の夏は暑すぎる


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by agatha2222 | 2013-01-24 00:25 | Other | Trackback | Comments(0)

はじめてのライブインフォ

来月、Aparecidaにて弾き語りの初ライブをさせて頂けることになりました。Willieさん、ありがとうございます!詳細は…↓

「あがさ ひとり興行 はじめ」

1/23(水) 18:00open 19:30start 2セット制 charge 1,000円
http://aparecida.pokebras.jp/index_1.html

…1/23なんて、前進していくような、素敵な日ですね、1,2,3,ダーッ!で、アントニオ猪木の日でもありますね、アントニオ猪木は少年時代に横浜からブラジルに移住して力道山にスカウトされるまで住んでいましたよね、ここでもブラジルに繋がりますね、なんてラッキーなんでしょう。1/23は私の大切な友人/恩人の誕生日でもあります。なんて縁起がいいんでしょう。

というわけで、ご都合の許す方はどうか観に、聴きに来てやって下さい。(土下座)よろしくお願いします‼ ボンバイェ~♫

(Facebookより転載)
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by agatha2222 | 2013-01-23 23:59 | Live Schedule | Trackback | Comments(2)

初ライブの朝に思うこと

この日がやってきました。
今日2013/1/23、私にとって初めてのライブです。
Aparecidaという東京在住ブラジル通の聖地(だと私は思ってます)で、ひとりで演るのです。
正確には、ライブを演るのは初めてではないです。
でも、「初めて」のつもりで、そんな気持ちで居るのです。

私が音楽に出会い、表現することの喜びに気づいてから、振り返れば長い年月でした。
5歳の私も、11歳の私も、15歳の私も、21歳の私も、26歳の私も、
今現在、31.5歳の私の中に、居る。
そんな彼女たち皆を動員して、今夜どんな歌が歌えるのだろう。
とても楽しみです。

今朝、筋肉痛のこの身体は、生まれてから休まず新陳代謝を繰り返し、
半年前とも違う新しいものになっている。
親から授かったDNAという設計図をもとに、毎日食べるもので構築された骨や筋肉、
私が意識しなくとも勝手に仕事をしてくれる無数の細胞たち、
菌、バクテリア、身体の中に住まう生物と無生物の間のようなものたち、
私は、私という意識だけではない、「私たち」というチームなんだと感じる。
一応、私という意識がリーダーシップをとらせてもらうけど、
チームとして働くには、みんな仲良くしないとね。
みんな、大好きだよ、どこも否定しないよ、幸せだよ。

今夜、「私たち」チームは、貴方にお会いできることを切望しています。
どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。

あがさ
by agatha2222 | 2013-01-23 08:25 | Other | Trackback | Comments(0)