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Pilgrim, with "Puz/zle" to "Play" ④

[追いかけて欧州 ゲージツの都パリの巻]
(7/3一部追記。)

6/16 午後、パリ北駅に到着。
さて、まずはホテルを目指す。それにいつも難儀する。
手持ちの地図は、細い路地まで書き込みがないので、どこをどう行けば良いのかサッパリ判らない。
軽く途方に暮れて(しかも外は暑い)立っていると、タクシーの呼び込みに会う。
一瞬乗るか?と考えたが、行き先を告げると30ユーロだとぬかす、、
どう考えても歩いて行ける距離で30ユーロはボッている!巻く。
駅前を闊歩するファンキーな黒人の若者三人組(1女子2男子)に道を訊くが、通りの名前までは解らないみたい、、、
なんだけど、どうやらスマホでわざわざ検索してくれているみたい。(英語はほとんど通じない)
奇抜な髪形にグラサンに金ネックレスやけど、君らええ子や~~。
グーグルの地図検索に時間がかかりつつもやっと繋がった。
「カムカム」言って、連れて行ってくれるみたい。
5分ほど歩いて、ワタシの目指す通りの名前と同じホテルを発見、
若者は「あったゼー!」とばかりにコブシを上げ、プリプリと小躍りしているが、
「あー、ホテル・マーベルじゃなくて、マーベル通りを探してたんよー」、、ちょっと勘違い。
でも、意中のマーベル通りには出たので、充分に助かった。
お礼を言って、三人組と別れる。
ここから、さらに泣きそうなくらい歩きまわってやっとホテルに辿り着いた…。

疲れているが、じっとしているのももったいない。
メトロに乗って、芸術家達のゆかりの地、モンマルトルの丘へ。

ガイドブックにも載っていて、BSのテレビ番組でも観たカフェでご飯を食べようと思って探すが、
やっと見つけたと思ったら、ガイドブックやテレビで観た外観とかなり違う、、
どうやら名前は同じだけど、違う店?だと思って断念。
(実は間違いが間違いでワタシの頭が大間違いだったのだけど、その間違いについて説明してもどうせつまらないので割愛)

丘というだけあって、どんどん登る。
なんちゃら教会(教会もだんだん観慣れてきてこの程度じゃ驚かん)にて休憩&三分瞑想。
アベス広場でストリートミュージシャンに聴き入る。
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さらに登って、ウディ・アレンの映画の撮影場所として使われたというカフェで休憩。
陽気な男女の店員さんらに、フランスのカフェ/レストランでの作法を教わり、こちらは日本語を教える。
「らっしゃいまーせー!」と連呼する美男子の店員。
そして丘のてっぺん、サクレ・クール寺院へ。
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パリの街を一望。
こんな可愛い一角も。↓
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夜は、ピカソやロートレックも通ったという歴史あるシャンソン酒場、ラパン・アジルに行くことに。
愛らしい外観。ちっさい!
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このサイズで、予約してないのに入れるかな??
21時からしか店があかないらしく、もう疲れきって店の前で座り込む。
カリフォルニアからやってきた一人旅のおばあちゃん(名前はエヴァ)と話しこむ。
エヴァの「旅程表」を見せてもらうと、ビッシリ!
ワタシはここに来るまで(観劇以外)何も決めて来んかったんやけど~

21時から少し遅れて開場。未予約のワタシはエヴァの連れということにしてもらって入場。
二階へ、、窓が閉め切ってあって、本当に真っ暗!(外はこの時間だとまだまだ明るい)
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フォーメーションを変えつつ、ノンストップでライブは続く。
エヴァもワタシも疲れきってもう寝てしまいそう、、あとメトロのある時間に帰らなきゃ、、
ということで、ライブは楽しいし名残惜しいが23時前に二人で途中退場。
遅くなったけど、連れが居てくれてよかった。
ルクセンブルグやアントワープに比べると、パリの方が夜は警戒を要するように思う。

6/17 今日は一日まるまる観光の日。(だんだん日記が雑に、、パッパと行きます。)
まずは何はなくともパリ、オペラ座ガルニエ宮へ。
(昨日も来たんだけど、観覧時間が午前までだった、、)
すべてが圧巻!!
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シャガールの天井画↓
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今は何時代~??というような客席からの眺め。ええな~~。
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館内のミュージアム、ここでもシェルカウイを見つけ、注目。
コンテンポラリーコーナーに5月に初演を終えたばかりの"Bolero"のパネルが…
日本で演ってくれないかなぁ~~

このあと、コンコルド広場などを通って、名だたる美術館の有するチェイルリー公園まで歩く。
今日は一番小ぶりな、オーランジェリー美術館へ。
めっちゃ並ぶ。
めっちゃ暑い。
この小さな美術館でコレなら、ルーブルはやっぱり諦めだな…。
オーランジェリー美術館は、モネの連作「睡蓮」などのコレクションで有名、
ワタシもNHK日曜美術劇場などで見て、もっとも期待してきたのだが、、
「睡蓮」からの感動はちょっと、イマイチ、、、?
翌日、オルセー美術館で観たモネの作品はやっぱり素晴らしい!瞳の潤む感じだったので、
これは照明の具合いか??作品が大きすぎるからか??人が多すぎるのか?(多分関係ない)
モネの作品は特に近目と遠目と両方で観たいなと感じた。

出直して夜、ボー・ムッシュー最終便に乗り、セーヌ川クルーズ。
小雨の降る中、ちょい寒いが、座ってるだけでパリのランドマークがほぼすべて満喫できる。
地図を観ながら歩きまわらなくていいなんて、なんて楽なの~~。
夜のエッフェル塔↓
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(つづく)
by agatha2222 | 2013-06-29 22:27 | Travel (Dance) | Trackback | Comments(0)

Pilgrim, with "Puz/zle" to "Play" ③

[追いかけて欧州の旅 アントワープ巡礼の巻]

6/15 昨晩の「ミッションそのイチ="Puz/zle"鑑賞」を終えて、今朝は少々朝寝坊。
10:20発ブリュッセル行きの列車に乗り、ルクセンブルグとサヨナラする。
居眠りしながら二時間ほどでブリュッセルに到着。
新しくて綺麗だけど、なんだか閑散とした駅だなと思いつつ、ブリュッセルの街を観光、、、
のつもりで地図を観ながらメインストリートを目指すも、目に入る建物・通りの名前が地図と一致しない、、、?
ブリュッセル中央駅に降りたのではないのか?
途方に暮れる前に先ずは昼飯、ということでカフェへ。
店員さんに尋ねて、やっと現在地を把握。(ブリュッセル=リュクセンブール駅でした)
ハー、一人旅はこういう細々したチャレンジを乗り越えていく(おおげさ)という楽しみもあるなぁ。
誰かと一緒だと、苦手なことは人に任せて(地図読むとか)頼りきってしまうからなー、
やればできるコなんだよなー、なんちゃって。

食後、再出発。
王宮の前を通って、石畳の上をスーツケースをガラガラ引きずって行く。
門、塀には獅子や天使の像がいっぱい。(狛犬みたい↓)
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かの有名な楽器博物館を発見。
ノーマークだったので、ちょっとラッキーな気分。
クロークに荷物を預けて肩も軽くなったところで、膨大な数の西洋楽器と対峙すること2時間。
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(仏壇??↓)
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(全身刺青の「トカゲ男」を思い出した↓)
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そして、ブリュッセル中央駅を通り過ぎて、観光名所の大広場と、小便小僧をめざす。
世界三大ガッカリ?の小便小僧↓ 
たしかに、ちっちぇ!!(写真はデカいですが)
無理やり感、否めない!
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中央駅に戻って、ローカル線でアントワープへ向かう。
ワッフル、チョコレート、フリッツ(フライドポテト)、ワーテルゾーイ(シチュー)等、ベルギー名物を食うぞ!と昨晩から期待に胸を膨らませていたのだけど、疲れて全て素通り…
列車に乗る前に駅のスタンドでワッフルとココアを辛うじてゲット、満足。
列車内は妙に暑苦しくて、ワッフルとココアを平らげて気持ちが悪くなる。

18時、目的地のアントワープ=アンベルス=アントウェルペンに到着!!
ブリュッセルとはまた赴きが違う。感動!!
シェルカウイのホームだ~~!
何度も繰り返し観たドキュメンタリーフィルムDVDで観たアントワープの街並み、
トラム、シュヘルド川、観覧車、、
ここの空気を、エナジーを吸って帰るのだ。
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ホテルに向かう道を歩いていると、正装した多くのユダヤ人を見かける。
なるほどアントワープはダイヤモンド商業がさかんだというわけだ。

メトロひと駅分ほど歩いて、ホテルにチェックイン。
六月の欧州は陽が長い、20時半くらいから街を目指して散歩に出る。
市立公園を抜けて、メイン通りを抜けて、フルン広場、ノートルダム大聖堂、ステーン城、、、
ノートルダム大聖堂といえば、「フランダースの犬」でおなじみのルーベンスの絵があるところ。
時間が遅いので中には入れなかった(そして明日は日曜で午後からしか入れない、ということで諦めた)。
聖者、天使、邪な奴、もろもろ大集合…↓ 仏教美術(もしくはヒンドゥー)にもよく似ているような。
構成としては、基本的に同じなのか?
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そして、シェヘルド川のほとりへ。
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感慨深い。
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昔(今から半分の歳だった!)訪れた、リヴァプールの街を思い起こす。
リヴァプールは港町で、一方この景色は川であって海じゃないのだけど、、
(川でも港町、というのかな??)
水辺の空気と、石畳に酒場(酔っ払いのウルサイ若者)、
この感じは記憶の結び目のようだ。
「憧れ」に従って遠くまでやってきたこの感じ、
「一体ワタシはここで何をしているんだ?」と頭の一部は非難しつつも、
「憧れ」の地に自分が今立っているという不思議な感じと溢れそうな喜びと、
ここが自分の人生の分岐点になるんだ(なってくれないと困る)という感じ、、、。
さらに、リヴァプールにはもうビートルズは居なかったけど、
アントワープのシェルカウイは現役、
会おうと思えば会えるんだなぁ。
ありがたいなぁ。

さあ、もう陽も暮れたし、早く帰らなくちゃ、、
この時間だと、メトロは動いてないか?歩くしかないか?疲れたなぁ、、
と意識が(疲れで)遠のきそうなところで、公園のような場所に巨大なエレベーターを発見。
家族連れの人々が沢山、その前で待っている。
地下へ行くってことはメトロ??
よくわからないけど着いていくことに。
エレベーターは30メートルほど地下に潜って開いたら、このながーい道。
周りの人に紛れて暫く歩いて、、これはヤバイ?と気付き、「どこに向かっているのか」尋ねる。
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「川の向こう岸だよ~」
ひゃっ、それは違う!ありがと~~ということで戻る。
なるほど、そういえば川に一本も橋が架かっている様子がないなと思った。
地下トンネルとは、古い街並みの割りには近代的だな~。

6/16、さあ、今日は(これもDVDで観た)トラムに乗って、Eastmanの本拠地があるdeSingel(劇場併設のアートキャンパス)を来訪(参拝)なのだ!
トラム2番線、Hoboken行きに乗ればいいはずなのだけど、乗り場が見つからない。
別の路線の停留所で待っている老夫婦に尋ねる。英語が通じず不発。
後から来たインド系っぽいお兄さんに尋ねる。あまり通じてない風だが、なにやら「地下に潜れ」と言っている、、路面電車なのに?
念のため、また別の路線の停留所にて、おじいさんに尋ねる。英語バッチリ通じる、ヒット!
やっぱりメトロ(地下鉄)の乗り場と同じように、地下に停留所があるらしい。
どうにか一件落着。
路面電車=地上のもの、という先入観がありましたナー。

そしてトラムに乗り込む!
中心街を過ぎると、トラムは地上へ。ヒャホーイ

deSingelという停留所で降りる。探すまでもなく目の前にあった!
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そして、侵入。
フロアマップ?にEastmanを発見、地下のバックステージとな。
せっかくなので、オフィスの前まで行ってみる。
公演が無い日だからか、日曜日だからか、ほとんど人気がない、、
なのでまさに「忍び込んでる」感満載、来た道を覚えておかないと帰りに迷う不安も、
ちょっとした冒険気分、、、
で、とうとう辿り着いたEastmanオフィスの前!
過去公演のポスターが貼ってある。
扉にはロゴをプリントアウトしただけの簡素な「表札」。
とりあえずミッションコンプリート。では、撤退!
(証拠写真↓)
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撤退途中、舞台袖の扉が開いていたので、チラ見。準備中のようだ。
この場で数々のクリエーションが行われてきたのだと思いを巡らせて軽く鳥肌。
廊下の掲示物に、シェルカウイやRosasについての新聞記事(オランダ語)を沢山見つける。
ハァー、これでもうココは、思い残すことなし。
パリへ戻ろう。
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知らなかったのだけど、アントワープからパリへは直行便のタリス(新幹線)で行けるらしい。
ちゃんと確認してよかった。(ブリュッセルからしか乗れないと思ってた)
11:33パリ北駅行きのチケットを購入。
そしてまたしても、スタンドでデカいワッフルとコーヒーを。
昨日は「モチモチ系」だったけど今日は「パリパリ系」、生クリームとコンフィチュールのせ。
そしてまたしても、プラットフォームで列車に乗り込む前にほとんど平らげてしまう。
(なんか甘いものばかり食べている)

1.5時間でふたたびのパリへ到着。

(つづく)
by agatha2222 | 2013-06-28 03:03 | Travel (Dance) | Trackback | Comments(0)

Pilgrim, with "Puz/zle" to "Play" ②

[追いかけて欧州の旅 初日~"Puz/zle"@ルクセンブルグの巻]

6/13、成田空港からパリCDG空港行きの飛行機へ乗り込む。
機内でまず、映画を二本観る。
つい一週間前ほどから思い出したように原作を読み始めていた"Eat, Pray, Love"(邦題:食べて、祈って、恋をして)と、
周りで絶賛していたミュージカル、"レ・ミゼラブル"。

"Eat, Pray, Love" (Elizabeth Gilbert著)は二年ほど前にハワイへ行った折に(思いがけず修行体験となってしまった旅にて、、)なんとなく買ったものの、読む気にならず置いていたのだけど、
ふとこないだ、たまには洋書も読もうと思って、本棚から掘り出したもの。
洋書を読もうと思ったのも、まず一つは、前々から「(MPBを歌うにあたって)ポルトガル語が解るようになりたいな」やら(でも特に勉強をしているわけでもなく)さらには、シェルカウイのフランス語のインタビュー映像を観ていて「どうにか解るようにならへんかな?このヒトの喋ることなら解るようになるために十分な根性を発揮できる気がする、、(ベルギー人である彼はオランダ語、フランス語、英語を話す)」とか考えていて、また欧州旅行を前にして、フランス語の入門書をパラパラ読んだりしていて、、
いやいや、その前に英語もたまには使わないと、、、と自分をたしなめて?みた結果で、
また、先日友人がこれもハワイへ弾丸旅行に行って、「英語を勉強しないとなぁ」と話していたのを聞いて、そういう気になったといういきさつが。
で、読み始めたら文章も読みやすいし、なんといっても主人公(ほぼ自伝)の境遇や、興味を抱いていることや、そこから旅に出て(イタリア、インド、バリ島)色々とディスカバーしていくという内容が、今の自分とシンクロして、、、
なんというか、まさに今「手に取るべき」本だったなぁと思っている。
読み始める前は、あらすじすら知らなかったのだけど。

映画を観た時点では半分しか読み終わっていなかったから、ネタバレ?になってしまったけど、これから始まる旅を前にして「よっしゃー行ったるぞー(もしくは、行ったろケー)」という気になれたので、よかった。

一方、「レ・ミゼラブル」。
ミュージカルでも観たことがなかったので、(歌もほとんど、というかあのオバハンが歌ってた曲しか知らない)選んでみら、「あ、そういえばこれもパリの話だ」と気づく。
正直なきもち、「ミゼラブル(惨めな)な境遇の人たちのミゼラブルな気持ちのミゼラブルな顔で歌うミゼラブルな歌」のオンパレードでおなかがいっぱい~ってところ。
これ以上、ミゼラブルな気持ちは要りまへん!
ヒュー・ジャックマンはかっこええ。

で、12時間半のフライトの後、CDG空港に到着。
オシャレな空港、アッサリな入国審査、渋滞でグズグズなバス。
隣のカッコイイ女性はアイフォンでゲームに夢中、これはどこに行っても同じ光景。
バスは凱旋門に到着。この景色にはアガる!
ホテルを目指してメトロ(地下鉄)へ。
エレベーターやエスカレーターは殆どない。
メトロを降りて、迷いつつ歩き回ってようやっとホテルを見つける。
パリ~アントワープ辺りのこの季節は、夜23時くらいまでは明るいので、そんな時間になっても周りは賑やか。
とはいえ明日も早いし、欲張って観光しないで今夜は寝ることに。

6/14(パリ時間)、朝も早いのでパリ・東駅まではタクシーで。
チケットを購入し、TGV(新幹線)でルクセンブルグを目指す。
駅のスタンドで、ドデカいバゲットサンドとチョコケーキ、カフェラテを買う。
バゲットは、どこで買ってもウマかった。
(ただし、外食・中食は決して安くはない。)

窓の外の緑と青と牛たちをひたすら眺めていたら、ルクセンブルグに到着。
細かい用事を済ませ、ホテルに荷物を預けて、地図を貰って歩いて出かける。
ほどなくして、橋と渓谷が見えてきた、、
まさしく、「緑と城の小さな王国」、ルクセンブルグ!!

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絶景。
要塞(ボックの砲台)の中にも入ってみる。
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出口がなかなかみつらず、半泣きに。
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石の要塞。
そういえば、掲題の"Puz/zle"のテーマも石、「石は歴史を語る」であった。
そんなイメージを膨らませる。

他にもシティーセンターや教会を周り、食事をしてから一度ホテルに戻って、チェックイン。
そう、今日のミッション?は"Puz/zle"を観にいくことダ!
目覚ましをかけて、少し転寝したら、夢を観た。
で、時間に余裕をもって、Grand Theatreに向けて出発。
あーもう、ドキドキしてきた~。
道に(徒歩2~30分?ほど)迷わないように、地図を熟読。

前方に「Grand Theatre」発見!タラッタラッタラ~♪てな気分で中へ。
開場は開演の五分前(遅!)ということで、シアター内を徘徊したり、シーズンカレンダーを手に取ったり。
"Puz/zle"オリジナルサウンドトラックを販売していたので、買う。
開演30分以上前で、もちろん一番乗り。

販売のおばちゃん「これ、観たことあるの?」
ワタシ「いや、ない、でもほかのは色々みた」
おばちゃん「観てから、買うか決めたら?」
ワタシ 「ええの、だいたいわかってるから、買うの。」

もうそろそろ中に入れるんじゃないの?という時間になって、アナウンスが流れる。
スタッフに確認すると、ダンサーの1人が、開演5分前に怪我をしたということで、ちょっとパニックになっているとのこと。
ええー、待つのは全然かまわないけど、誰が怪我したんだろう、、?大丈夫かなー、、
そりゃあ怪我もするわなー、、、と思いながら待つ。
今回、パリへ飛ぶ前から、空港管制塔のストライキやの、鉄道のストライキやの、結果的に影響はなかったものの、ハラハラすることが多いなぁ。
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で、やっと開場!
(怪我したダンサーは、出演していなかったみたいだけど、舞台を観たところ全く違和感はなく。)
観客は、ハイソなかんじの?お年寄りが比較的多いような気がする。
そして、おそらく私はこの観客の中で唯一の東洋人、というか非・白人。

"Puz/zle"は、こんなかんじ↓
http://www.youtube.com/watch?v=8qNfDUhqgRA
http://www.east-man.be/en/14/12/Puzzle

隣の席に座った女性が、ずーっとアイフォンで盗み撮りし続けている。
いや、ワタシもそういう動画にお世話になったことはありますがね、
何のために撮っているんだろう?おぬし、もしや、スパイ…?!?!

終演後、久々に観るような、フル・スタンディングオベーション、拍手の嵐。
こういうところは、国民性が出るように思う。
もちろん、ワタシもスタンディングオベーション。
一言で感想を述べるなら、「勇気をくれる」。

ただ正直に感じたことを書くなら、先月観た"Babel (words)"の方が、よりインパクトは強かったと思う、、
が、これはひとえに今回は予習しすぎたってのが大きいかな~。
トレーラー映像が結構充実していたし。
自分で自分の驚き・感動を先につまみ食いしすぎたような…

とは言っても、日本で、独りきりで夢見て、わざわざ半日飛行機に揺られてまで観たかったもの、
期待にはちゃんと応えてくれました。
今回の音楽は、今まで何度もシェルカウイと共演している、コルシカ島の伝統を受け継ぎつつ進化を続ける、男性ポリフォニーグループ、A Filettaが生で聴ける、観られるということで、これもドリームズ・カム・ツルー。

A Filettaの6名と、西洋とアラブの歌唱法を融合させた歌を聴かせてくれたレバノン人歌手、Fadia Tomb El-Hage、そして元・鼓動のメンバーである阿部一成さん(篠笛と太鼓)が「ライブ」ミュージシャンで、プラス、Olga Wojciechowskaによるエレクトロ=クラシックな音源というのが今回の音の構成。
日本人にとってはおなじみの、篠笛の「風吹きすさぶ荒野」的な(そんな説明ですみません)ソロが印象的だった。

シェルカウイはその振付作品の初期のころから、「日本」の要素をちょいちょい取り入れていたようだけど、"Te ZukA"以降、一部の作品で「日本」贔屓が増したように感じる。
インタビューで本人が語っていたけれど、彼は子供のころから手塚治虫の漫画(翻訳版)を読んでいて、"big part of my education is actually japanease education"とまで語っている。
ベルギーという場所柄、カトリック・キリスト教の文化と、父親がモロッコ移民ということでムスリムとしての教育を受け、沢山の「善悪」について教えられ、自分ではその「善悪」が本当は正しくないと思いつつ、抑圧と拒絶の中で出会った手塚治虫の人間描写や倫理観は、子供の頃の彼にとって強い光だったんじゃないかなぁと、思う。
これは、余談。

つづく。
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by agatha2222 | 2013-06-25 23:23 | Travel (Dance) | Trackback | Comments(0)

Pilgrim, with "Puz/zle" to "Play" ①

6/20、6泊8日の旅を終えて戻りました。
お陰さまで、色んな意味で盛りだくさんの、濃い経験となりました。
日本で、旅先で助けてくれた人みんなに感謝です。
まともなブログ?らしく、日程順に旅行記を綴っておこうとは考えているのですが、
とりあえず、記憶がフレッシュなうちにこれだけは書いておきたい、メインイベントについて。

今までしつこく書いてきましたが、今回の旅の主目的は、Eastman - Sidi Larbi Cherkaoui(シディ・ラルビ・シェルカウイ)のダンスシアター、"Puz/zle"と"Play"を観ることと、その本拠地のアントワープに参ることでした。

特に"Play"は、南東インド古典舞踊、クチプディのパフォーマー/ダンサー、インド産まれパリ育ちという「西洋と東洋の子供」Shantala Shivalingappa(シャンタラ・シヴァリンガッパ)とのデュオ作品(デュオ、プラス四名のミュージシャン)、
つまりシェルカウイ本人が踊る、踊りまくってさらに歌って色々する、今となってはレアな機会、
さらに37歳という年齢を考えれば、その機会がこれから増えることは(普通は)考えにくいということで、
前売り券は手に入らなかったものの、「死ぬ前に絶対に一度でもライブで見たい、っていうか今見たい」という強い気持ちで、
帰国日の前夜、会場であるパリはCite de la Musiqueへ赴いたのであった!
(ダダンダンダダン、チャーラーラー)

6/18、その日の観光を終え、余裕を持ってホテルに戻り、
少し休憩して、身だしなみを整えて、買ったばかりの靴に履き替えて、いざ出発。
(履きつぶしたスニーカーを旅先で捨てていく予定で)
「どうか観られますように」「きっと今まで観たことのない素晴らしいモノだ」
という不安と期待で、アホみたいにもうドキドキしている。
メトロのプラットフォームに降りたところで、オペラグラスをホテルに忘れたことに気づき、
急いでホテルに戻る。焦る必要もないのに、焦っちゃう。
軽く車に轢かれそうになりオッサンに怒鳴られるも、早く気付いてよかった。
オペラグラスは必須だった。

会場Cite de la Musiqueは国立音楽院(コンセルヴァトワール)に併設していて、駅周辺にアカデミック/アーティスティックな雰囲気(なんじゃそれ)が漂う。
当日券を求めて受付に(ドキドキしながら)向かうと、開演の五分前から売り始めるというので、列に並んで座る。
開演50分前、私の前に待っているのは二人、よし、三人目ならきっと大丈夫。
わざわざ当日券に並んでるくらいだから、この二人の女性もシェルカウイのファンか?
もしくはシャンタラの?、、と思うと話しかけたくなってくるが、二人はフランス語で会話中なので大人しく待つ。
少し待って、前売り券を売りたいというオバアチャン登場。
こういう人が居るはずだと期待はしていたが、三人ともチケットを手に入れられて大喜び。
一人の女性は私の隣の席。
イェーイ!ということで三人で盛り上がり、「この為にわざわざ日本から来た」と話すと、
「日本人にはいつも驚かされるワ!」と。

そして足取り軽く会場へ。とても気持ちの良い空間。
隣の席をゲットした女性(便宜上、「同志」と呼ぶ。名前を聞いたが聴きとれず)と開演まで、話す。
彼女もダンサーで、シェルカウイが一番好きなダンサー/コレオグラファーで、
他にはアクラム・カーンやオハッド・ナハリンが好きだというこで、ちょー話が合う!
そんな人と初めて話したワ!

そして、いよいよ開演。
舞台上には、シェルカウイと、シャンタラと、四人の多才なミュージシャン達、
そして沢山の楽器と、等身大のパペットetc...
Then, they started to play "PLAY".

感想を書くのは難しい。
言葉にすると必ず語弊がつきまとう、足らない、陳腐になる、
PR目的ならカンパニーのウェブサイトの紹介文や、プロの批評家の文章を読んでもらった方が、いい。
(、、って訳せないなら載せるなってかんじですが。ごめん。)

Play pivots on two intertwined conceits: the idea of playacting, the role playing required in theatre; and the games people play, in this case, a man and a woman. Games of chess, games of seduction, ploys where male-female energies are pitted, not so much against each other as in winning over the other. The premise of assuming another role, of putting on masks assumes shades of wish-fulfilment: there is here the child's – or artist's – desire to sidestep one's image, to elude the trappings that accompany a name, a form or a history...(つづく)

http://www.east-man.be/en/14/11/Play

ワタシが今まで観たシェルカウイの作品の中では、最も「痛み」や「悲しみ」を呼び起こす表現の少ない、「闘い」のない、純粋な「遊び=Play」や「希望」に溢れていると感じた。
そして、この作品の大きな要素の一つが、「歌いつつ踊る」ということ...
シェルカウイとシャンタラの声は運命?というくらいに良くマッチしていて、
素朴な、装飾のない(決して技術に欠けるとかいう意味ではない)、優しい歌声は、願わくばiPodに入れて聴き続けたいくらい...

一つだけ惜しいのは、終盤でシャンタラの結構長いスピーチが入ったのだけど、
フランス語だから内容が解らなかった、ということ、、、
後ほどYoutubeのトレーラー映像(こちらはワールドワイドバージョン?ということで英語で話してる)で復習して、なんとなくメッセージは伝わったと思う。

...どの作品にも感じることだけど、その根底に流れるというか浮かび上がってくる思想やメッセージ、
シアターとしての演出アイデア、ユーモア、
作品の創作過程で共に作り上げられる(書きおろし)、各国の伝統を融合させた音楽の生演奏、歌、
オリジナリティ溢れる(特に手・腕の)複雑・緻密な振付、様々なスタイル、
それら全部がone and onlyに素晴らしくて、また次の作品を(もしくは同じ作品でも)観たいと思うのだけど、
なんといっても彼本人のダンスがスゴかった。。。

やっぱり彼のダンスは彼にしか踊れないものだと思った。
類稀な柔軟性とキレ、瞬発力(一瞬で次のカタチになる)、演技力(つまり感情や空気を醸し出す)、、
柔軟性というのは各関節の可動域が広いということだけではなく(それも大事だけど)、
例えば、あたかも肩から指先に何百もの関節とそれを動かすためのセンサー等が着いていて、なめらかに動かすことができるような、動きの柔らかさのこと。
また、どんなに素早く動いても、跳躍しても、チカラを込めている感じや、「努力」が見えない。
でも、ちゃんと「強さ」も見える。
なんて、褒め口上でもワタシなんかが評するのは気が引けるくらいなんですが。

...このワタシのシェルカウイへの熱狂は、ホンモノなのか、
それともただ「熱狂」したいだけなのか、と一歩引いて考えてみたりもするのだけど、
彼の作品やメッセージが「熱狂」に値することはまず疑いなく、世界的にも認められていることで、
ワタシ個人的にもご縁があるのは、間違いないと思う。
そして、今このタイミングで集中して「追っかけ」(色んな意味で)していることも、
導きあってのことなのだろうと、
だから「これでいいのだ」と、思う。

(↓終演後、長い長いカーテンコールの後の舞台。可動式マス席??の上に楽器がいっぱい。)
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...公演が終わって余韻に浸りつつ、隣の「同志」と顔を見合わせる。

ワタシ 「はー、立ち上がれないワ~~」

同志 「彼に会いに行けばイイじゃん!」

ワタシ 「デマチってことよね?いいのかなぁ、、、」

同志 「私、アクラム・カーンがDESHをパリで演った時、会いに行って話したよ!」

ワタシ 「まーじ!?そうか、トライしてみようかなぁ、でもどこで待ってればいいんだろう、楽屋?」

同志 「どのくらいの時間待つかは判らないけど、楽屋入口で待ってればいいのよ、場所は私がスタッフに訊いてあげるわ」

...と、この美しき同志が楽屋?のロビーまで連れてきてくれた!
なんと有り難い、ラッキー。
彼女は子供が待っているということで、先に帰ってしまったが、というわけでワタシは人生初の「デマチ」。
(しかも手土産なし。)
ロビー受付の人も、中で待ってても構わないと言ってくれている。
ワタシのほかには誰も待っていない。ひとり待つ。
もー、ドキドキしてきた…。逃げたくなるほど。
楽屋奥から誰かが出てくる度に、ビクっとする。
見知ったミュージシャンらが先に出てきて去ってゆく。
待つ。
で、で、キターーー!!!!

日本人のダンサー兼アシスタントである上月一臣さんと、ミュージシャンの堀つばささんらと共に、その姿が見えて、(ワタシはガン見)
目が合ったら瞬時に彼の方から「Thank you~~」と笑いかけながら仏教徒のように両手を合わせてこちらに歩み寄ってきてくれた。
映像で何度も観た、本当に笑っているときの笑顔で。
待っている間じゅう、「彼が現れたら何と声をかけようか、ちゃんと失礼のないように引きとめられるだろうか」と考えていたのだけど、そんな必要もなかった。
あたかも、ワタシのことを知っているみたいに、
少なくともワタシがずっと(という程の長い時間でもない)待っていたことを知っているみたいに。

今晩の感激と(観劇の感激…)、自分のクレイジーファンぶりと、このために日本から来たということを簡潔に伝え、握手し、ハグしてもらってから、
「カズトミ(上月さん)とは話した?」と訊かれ、上月さんにも紹介してくれた。
そして「写真とってもらってもいいですか?」とワタシが訊くと、「オフコース」と。
夢のようです。

思っていたとおり、それ以上にスイートな人で、
触れた手も身体も(映像で見る印象より細い)とても柔らかかった。
後で自分のガサガサの手を見て、ちゃんと毎晩、油を塗ろう、と思った。(蛇足)
ただプロフェッショナルに、ファンを疎かにしない、、というよりは、
本当に他人を大切に扱う誠実な人なのだろうと感じた。

(↓宝物過ぎて載せるのを迷ったけど、これを載せずに何を載せる?とも思うので載せちゃう!この他に撮ってもらった写真はブレブレだった。カメラの使い方をちゃんと説明する必要があったなと反省、しかしこれ一枚で十分有り難い!)
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さて、これで今回の旅のメインは終了しました。
スターに会えて、「もう死んでもいい~」というよりは、
むしろ「これで生きられる」と思った。大げさですが。
今自分がやりたい・学びたいと考えていることを(いささか混乱中)、なんとか整理していけるような気がした。
パフォーマンス中の音楽・歌にも影響されて、早く家に帰ってピアノやギターを弾きたいと思った。
劇場からの帰り道も、翌日も、歌わずにはいられなかった。
それまで暫くの間、そんな気にはなれなかったものだから、本当に何か、エネルギーを授かったのだという気もする。

翌日、予定していた観光地・美術館を巡るも、昨晩の「出会い」に比べたらどれも色褪せてしまう。
しかも一週間の旅で疲れも眠気もピークに。
そして頭の中では、彼のダンスを、彼との出会いの記憶を忘れまいと、何度も何度も再生している、、。
意識がココにいったり昨晩に行ったり、危なっかしい。
で、こんなにラッキーが続いて、大丈夫だろうか、いいのかな??とうっすら考えていたら、
最後の最後にカルマは落ちました。
チェックアウトを済ませたホテルへ荷物を取りに戻り、帰途の空港へ戻る前に、スマホとパスケースが消えていることに気付いた。
どうやら、ホテルへ戻る途中、もう慣れた(そして疲れて油断していた、、)メトロでボヤっと立っていたときにリュックのポケットから盗られたもよう。

危なっかしい有頂天から、一気に足が地に戻った。
まあ、旅は終わりだからスマホが無くなっても困りはしないし、
パスポートや財布に比べたら(パスポートや財布はリュックのポケットなんかに入れとかないけど、、)、全く致命的な損失ではなく、
リーズナブルなカルマ落ち?だと思って、妙に納得。
というか、こういうことが起こると知っていたような気も…。
数か月前に買ったばかりの新しいスマホだったので、確かに青ざめたけど、
帰国後、ちゃんと電話会社の保険が効いて新しいのが貰えると判明。
あーよかった。

巻き戻しで、旅行記はつづく。
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またいつか、会えますように。
by agatha2222 | 2013-06-22 23:37 | Travel (Dance) | Trackback | Comments(0)

揺さぶられて欧州

名付けて「追いかけて欧州」旅行に行ってきます。
いよいよ明日からなのですが、ここまでくるのにかなり揺さぶられました。

まず昨晩のこと。
「さあやっと、大まかな移動計画とホテルの予約が終わった(そのタイミングというのも遅すぎる)」と思ったら、航空会社から「13日のパリ行きは欠航になりました」とのメールが。

こんなことってあるんや~~?!?
航空会社に電話で確認すると、パリ空港、管制塔のストライキだとか…
こんなことって、あるんやろうな~~、、
フライト日程の変更が可能か、掛け合ってみたものの、
14日出発だと、観たい舞台(二つのうちの一つ)に間に合わない、
12日出発、、、つまり明日、、!会社を休めないことはないかもしれないけど、今から上司に電話するのも気が引けるし、体調的にも、準備的にも無理だ、、
と判断して、マイルでとったフライト、キャンセルした。

…ちょーガッカリ、というより、正直なところ半ばホッとした気持ちで、
予約したばかりのホテルをキャンセルし、
「今回、欧州へは行くべき、お目当てのアーティストの舞台は、観るべき、人生が変わる!」とアドバイスを貰っていた友人に連絡。
(話せば長くなるので割愛するけれど、「そういうこと」が解る友人。)

すると、
「今回は無理してでも行った方がよかったみたいだよ、、
大変になるけど12日なら飛べる!という状況は、試練だったみたい、、
でもまだチャンスはあるから、別に旅行計画したほうがいいかも~」
と。

嗚呼、さまざまな思いが胸を去来し、
そもそも旅行直前だというのに気持ちの整理がついていない(?)危なっかしくて大丈夫かぁ?という感じだったワタシの脳みそが急に活性化し、
モーレツに色々と考えた。

でもキャンセルしちゃったものは仕方ない、
せめて、二つは無理でも一つだけ("Play")舞台を見にいく旅程で、フライトを再予約しようか?と探してみたら、マイル使用枠なら、二泊四日で、予定していた休暇中で収まるフライトが空いている。
さっそくフライト確保しようと、(もう離さないわよ!)航空会社のウェブサイトで操作するものの、何度試みてもなぜかエラーになり、完了できない。
仕方ないので、粛々とした気持ちで床に就いた…。
頭が冴えて寝付けないので、6月以外で「シェルカウイ追っかけ旅行」が可能な日程はないかどうか、Eastman(シェルカウイのカンパニーね)のウェブサイトから上演カレンダーを熟読するも、、今月よりも良いタイミングは無い。

それもこれも、ワタシの準備の悪さがいけなかったのかも。
友人が壮行会、兼お誕生日会?(ワタシの)を設けてくれたのに。

…と、これ以上粛々できないくらい粛々と眠りにつき、今朝目覚めたらまた航空会社からメールが。
「欠航、は誤りでした。飛びます!」
うわー、こんなことってあるんやー。
あるんやろなー。
フツーに。

ということで、航空会社に電話して、キャンセルしたフライトを取り戻し、
一度キャンセルしたホテルも再度探して予約をとり、
晴れて明日から行けることに…。

揺さぶられたおかげで、ホテルのキャンセル代等は少し損をしたものの、
「めっちゃ行きたい!!行くべきなのだ!」という思いは強まりましたわ。
有難いというか。
学ばせてもらったというか。
ボヤボヤしていた頭も、不安と悲しみでいっぱいだった心もシャキーンとしましたわ。

色々と、不思議なことが起きてます。

で、「Puz/zle」と「Play」を観てきます。
後者は前売りチケットがとれなかったけど、当日券狙いで、劇場側に泣きついてでも観てきます。
「Play」は、シェルカウイ本人が出演する、今となってはかなりレアな機会。
カレンダーを観ると、来年四月@パリ、までもう観られるチャンスはありません。

ついでにアントワープへ、Eastmanの本拠地とシェルカウイのホームタウンにまで足を運んできます。
まるで巡礼。

そう、これは巡礼。
by agatha2222 | 2013-06-12 17:23 | Travel (Dance) | Trackback | Comments(0)

おもろかったり、おもんなかったり、いろいろ

Eastman - Sidi Larbi Cherkaouiの作品を観られるだけ観ようと決めたところで、では日本で見られる他のアーティストの作品も知っておきたいと思い、最近は特にダンスを含むパフォーマンス、シアターなどを規模の大小に関わらず色々と観に行った。(or 行く予定)

下記に上げた以外にも、BSで録画した映画やらクラシックのリサイタルやら、、体調崩して家でダラダラしていたこともあり、色々観た。ちょっと詰め込み過ぎかも。
その分、もちろん他のことはお留守になります。
まあ、今月は自分のライブも予定していないし、まあいいか、、、と。
(、、、と、なんとなく自分が「好き勝手にやる」ことに対して必要のない言い訳をする癖は、もう要らないとも思うんだけど、言い訳してしまう。)

6/1 P-linked "marbling" @Cross Gallery
6/2 (ないしょ )@KAAT
6/5 東京Electrock Stairs "東京るるる" @吉祥寺シアター
6/6 作宮杏奈 個展@みゆき画廊
6/6 (映画)"アンナ・カレーニナ"@キネカ大森 (Sidi Larbi Cherkaoui振付担当)
6/8 前田あつこ (ガダムジャパン)インド古典舞踊・カタックライブ @カフェムリウイ
6/9 "Chouf Ouchouf" Zimmermann & de Perrot, Tangier Acrobatic Group
  @東京芸術劇場プレイハウス 、、、、(これは予定、無理かな~~、、)


どれも、「行ってよかった!」ものばかりです。
ひとつひとつ感想を書く余裕はないのだけど、、
それぞれに感動や発見を貰い、自分に投げかけられるモノもありました。

しかし敢えて言うなら、6/2 に観たパフォーマンスだけは、非常にガッカリした・・・。
演出・振付に。
(悪口になってしまうので、名前とかは一応伏せます、、)
日本の有名な、バレエベースの「コンテンポラリー」ダンスカンパニーということで、一度はちゃんと見ておきたいと思っていたので、結果はどうあれ観に行って後悔はしてないのですが。
後悔はしていないけど、結構期待して行ったので(期待してないと、そもそもわざわざ観に行かないが、、)、
もっと正直に言うと、ガッカリというより、ムカムカした。。

でね、ひとしきり無責任に心の中で批判したあとに、なんでこうなっちゃうんだろう?と考えた、、
作者としても、本当は作品に満足できてないけど、作り続けるしかないからやってる、客やダンサーの手前、自信のあるフリをしなきゃいけない、実は苦悩している、、とか、余計なお世話ながら妄想してしまった。

まあ、「面白いもの」を作るって、普通のことじゃないものね、
面白くないのが、普通、、
個人の好みも多いに関係しているとはいえ、面白い・面白くないってまるで勝ち負けみたいだな、と思い始めると、ちょっとブルーになるなぁ。
しかしだからこそ、「面白いもの」やそれを作る人に出会える、ってことは誠に幸せでレアなことなんだ!とも思う。

特に、「コンテンポラリー」っていうからには、オリジナリティを求めてしまうよね。
古典、でなく敢えて新しいものを作るンデス!というなら、昔々の偉人がその時代に「コンテンポラリー」=「まだ誰も観たことがない新しいもの」だった踊り・動き(この場合は)をつぎはぎして何か創作したとしても、
純粋な踊りとしては(ワタシは)楽しめないんだろうな、、
それなら古典を観るな、
いや、つまんない振付でもダンサーが光り輝く人だったら、観てしまうのだろうな、
なんて、ブツブツ、、、
いやでも、構成要素が既存のモノであっても、伝えたいことが明確にあって表現されていたら、グワシッされちゃうかもなー、
なーんて、、、結局のところ、ワタシに芸術を論じるアタマなど無い!!!!

で、ここで引き合いに出したいのが(またか?うざい?)シェルカウイなんだけど。
6/6 に大森の、座席わずか40席の劇場に公開期間ぎりぎりで観に行った映画、「アンナ・カレーニナ」は良かったナー。
振付(ミュージカル映画でもないのに振付)が、担当シェルカウイ、ということで、ロイヤルファンとしては欧州に飛ぶ前に観とかないと、うっかり本人に対面するチャンスがあっても「あなたの作品は観られるものは全部観た!!」ってアピれないでしょ~~



原作トルストイ、今まで何度も映画化されている、ということで、よくある金ばっかかけた歴史モノでしょ?と最初は考えていたんだけど、、
貴族社会を「劇場の中の出来事=茶番」として、映画の中に「劇場」を取り込んだ演出が斬新だった。
そして、ダンスシーンだけでなく、演技としての「動き」を「振付」したシェルカウイ、、
普通の芝居でもなくミュージカルでもない、映画全体を通してシェルカウイらしさが見えて、ロイヤルファンとしてはほくそ笑んでいました。
(いや、もちろん映画が良かったのはシェルカウイのお陰だけじゃないのは解ってるよ!)

ストーリーや役者の演技からも、自分の個人的な感傷にグサグサ刺さる部分が多くて、泣きっぱなしで疲れました。
人妻であるアンナと恋仲になる若き伯爵ブロンスキー、「そもそもお前がチョッカイだすからこんなことに(悲劇)なるんじゃ!!」と思って、ブロンスキーには最初まったく好感がもてなかったものの、
最後には「彼の気持ちもわかるなぁ」と思わせられたのだから、
やっぱり役者って凄いワァと、思った。

あとは、6/8、今晩観に行った、北インド古典舞踊「カタック」の投げ銭ライブについて。
目が釘付け~~に美しかった!!!前田あつこ先生!(名前が「世界のマエアツ」と同じですが、もちろんあの人とは別の人です)
カタックは、実は先月、一度体験レッスンを受けに行って、よっしゃマジで習うぞと思いつつ決めつつ、余裕ができずに延期中なのです。

...ああ、もう眠くてたまらないので、このへんでサラバ~~

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by agatha2222 | 2013-06-08 23:52 | Other | Trackback | Comments(0)

バベルの旅 ビヨンド・ワン

シェルカウイの身体の動きは、植物のようだと、最近思った。
蘭や朝顔など、花がひらく様子や蔓が伸びていく様子の早回し映像みたいな、
無駄や雑念のない動き、知性を感じさせる身体。
ああいうのは、幼いころからの訓練で出来るようになる、、というより、もうモノが違うんだろうな。
彼のような天才でなくても、頭の知性でもって身体の知力を育ててあげれば、ある程度までは近づけるはずだとも思う。

そう思ってから、以前観た彼の作品「Te ZukA」のパンフレットで、出演者の一人である森山未来が書いてたことを思い出した。(以下、勝手に一部引用)

「ラルビ(シェルカウイ)の踊りを初めて見た時、まず植物、それも「蔦」というイメージが浮かびました。
何かにからまる蔦のような人だな、と思ったんですね。
その後しばらくして、アントワープの彼の家に遊びに言ったら、部屋のベランダにうっそうと蔦が伝わっていた。
聞いてみると、実際にアイビーが好きだというので、やっぱりなと、自分の中でピタっと重なるものがありました。
蔦というのは、常に何かにつながっていくものですよね。
ラルビは、必ず自分から何かにからまって、それを吸収し、次につなげていく。
そういう動きをする人だと、僕にはおもえるんです。
・・・・」

まったく、同意しちゃうゼ!!!
身体も、心も、結局は同じもの、同じ存在。

ワタシ、ここではウザいくらいにシェルカウイの話ばかりしてますが、
(ここで独りごちる以外に話す場所がないので)
しばらくは、ワタシの研究対象になりそうです。
アガサ大学(バカダ大学みたいだな)、人生学部、シェルカウイ学科に入学。
倍率、一倍。

で、「バベルの旅 ビヨンド」ってことですが、
今月もまた別の作品を、海外に観に行きたいなぁと前々から計画してました。殆ど勢いで。
家族のマイルを貰って、パリ往復の特別航空券に申し込んでいたのだけど、
預かり期間の五月末が近付いても、予約がとれていなかった(復路だけは先にとれたんだけど、、)ので、
もう無理かなー、、って諦めかけていた。
さらに、航空券がとれたとしても、かかる費用はそれだけじゃないし、と考えるとだんだんヒヨってきて、
さらに「バベルの旅」じゃ一泊でも、独り旅がけっこう寂しかったのに、今度は欧州(キラキラッ)とはいえ、一週間くらいと考えているから、、
色々と大丈夫か??とヒヨヒヨっていたのだけど、

「お告げ」(後ほど説明します)では、絶対行くべし!!ってことだったので、
まー、マイル使って行けるようなら、行っちゃうか!としていたら、

預かり期間ぎりぎりのところで、特別航空券、とれた!!!
これは、うーんーめーいぃ~~!?キャー
今は攻めるっきゃないのだ!!恋のサバイバルだ!

というわけで、二週間後にはルクセンブルグに居る予定です。
大丈夫かな~~~、、、

「Puz/zle」@ルクセンブルグ、
そして「Play」@パリ(←これは当日券狙いだ!)、を観てくる予定です。

追いかけて、欧州!

http://www.east-man.be/
by agatha2222 | 2013-06-02 00:37 | Travel (Dance) | Trackback | Comments(0)

さぁーて、今週のアガサザエさんは?

1. ダイナブック、奇跡の生還
2・ 吸い玉アートの巻
3. 猿腕に責任転嫁

の、三本立てでダラダラお送りしま~すっ

1.二日二晩、昏睡状態にあったダイナブック(ワタシのパソコン)が復活しました。

日頃立ち上げっぱなしにしているのが良くなかったのか、気づいた時には起動前の「考え中」状態?から動かなくなっていたダイナブック。
強制終了→再起動、を繰り返しても同じ状態に・・・。
購入してからまだ4年ほどしか経っていないのだけど、中身がVista(ちょー遅い)で使いにくいことから、
前々から買い替えたいな(でもそんな余裕はない、、)と思ってたのが、通じてしまったか?
写真とか、iTunesとか、消えたら困るデータが沢山あるけど、
それも断捨離だと思って手放して、新たなスタートとせよ、ってことか?

と諦めかけつつ、修理に出す前にもう一度だけトライしてみたら、復活した!!
なんでか全くわからんが、あーよかった!!
データのバックアップ、とっとかないとダメね~。
ってこういう時にしか、そんな面倒なこと、やらないのよね~。


2.吸い玉とは以前にもココで写真を載せましたが、身体の凝ってるところなどにカップを当てて、カップ内の空気を専用のポンプで吸い出して、身体の深部に凝り溜まった悪い(悪いっていうと血に悪いけど)血を表面に吸い上げてやるための健康器具です。

マイ吸い玉を去年の誕生日プレゼントとして自分で購入して以来、絶賛愛用しています。
一般的に「悪いところ」に吸い玉を当てると、真っ赤な、もしくは赤黒い内出血のような跡ができ、数日後にはよほど全身の血流が悪くない限り、跡は消える。
ワタシが主に当てるのは、慢性的に凝っている首から肩甲骨回り、そして腰の筋肉なのだけど、
最近、水泳のせいで(気をつけているんだけどねー)硬くなってしまった三角筋に、片腕だけ当ててみた。

そして、真っ赤な日の丸のような跡がくっきりとできてしまった・・・。
脚の筋肉に当ててみたことはあるのだけど、脚は筋肉&脂肪が分厚いからなのか?肩腰みたいに跡ができることはなかったんだよね、だから腕もそんな派手なことにはならないだろうとタカくくってたらー。

昔懐かしい「赤玉パンチ」(甘いワインみたいなお酒)のロゴみたいです。
もしくは日の丸のタトゥー。
基本、気にしないんだけどさ。

そういえば、この吸い玉がウチに届いた日、嬉しくて色んなところに当ててみたんだけど、
説明書に「こめかみに当ててもヨシ!」って書いてあったものだから、
ちょっと片頭痛がしてたところに当ててみたら、たいそう気持ちがよかったのね、
それで調子に乗って、眉間にも当ててみて、(顔用の小さなカップがある)
そのままうたた寝してしまったら・・・
夕方、用事があるので起きて出かけてから、眉間~オデコに赤マルが出来ていることに気付いた…。
前髪で必死に隠したけど、まあ隠れなかったわ。
さすがに恥ずかしかったわ。


3.今日は、アシュタンガ・ヨガのクラスを初めて、受けてみた。
アシュタンガ・ヨガって、アーサナ(ポーズ)の順番、呼吸のタイミングがすべて決まっていて、流れるようにアーサナからアーサナへとダイナミックに動くヨガ。

このアシュタンガ・ヨガ、チャトランガっていう、腕足せ伏せのような動きがやたらと出てくる。
チャトランガだけでなく、手のひらを床で押して、身体を浮かせる、という動きがちょいちょい出てくる。
これが苦手なのですわ。
克服したい気持ちもあるから、わざわざクラスを受けてみたりしてるわけだけども。

筋力不足、というより猿腕(肘の過伸展)の度合いが強すぎるんじゃないかと思える。
腕立て伏せの態勢で、肘を「伸ばして」いると、猿腕の場合、肘が(足で言うとエックス脚の、スウェイバックニー)内側に入って曲がってしまう。
このままでは手首や肘に負担をかけるので、二の腕を内旋させ、かつちょっと肘を曲げる必要があるのだけど、
いくらそのように心がけても、体幹の筋肉を動員させても、やっぱり手首が痛いわ…。
なんかなー、、続けたら改善できるんかなー、、
怪我したらイヤやしなー、、
ヨガで頑張る必要もないかー、、肝心なのは瞑想…。

「ヨガの実践とは、その日の自分の身体を受け入れること」って、ワタシの尊敬する人が言ってたんだけど、
あんまり頑張っちゃうと自分の(変えられない)身体の部分を嫌いそうになるんだなー。

まあ、四足歩行でなくて良かったと思っとくかー。
、、などと言いながらも、本当は、自分の一番嫌いな部分については、こんなとこには書かないんだけどね。
そんなに嫌ってないんだけどね。
ある意味、「適度な」欠点を盾にしているのだろうね。
でも逆立ちとか、できるようになりたいなー。
別にそれが出来たからってなんなのよ?って思うでしょ?
でもねー、子供みたいな動機だけどねー、シェルカウイみたいに動いてみたいのよー。
なんであれ、「こうなりたい」という希望や理想があるっていうのは、素晴らしいと思うのよねー。
思いつめすぎなければねー。

さーて、来週もお楽しみに!じゃんけんぽんグフフフフ
by agatha2222 | 2013-06-01 23:46 | Other | Trackback | Comments(0)