1 江州音頭、そして日本・ブルガリア・トゥバ等に伝わる民謡を様々なアレンジで、ええ声で唄い、時にハモリます! 2019年4月22日(月) 『ええ声~の会』 時間:開場 19時 開演 19時半 場所:古書カフェくしゃまんべ(王子) http://ryodan.com/kmb/j_index.html 住所:東京都北区豊島1-7-6 出演: 佐藤みゆき(めっちゃええ声/カヴァル) あがさ(ええ声/ギター/三味線/ドフ) ゲスト: 中西レモン(めっちゃええ声/三味線) 料金:2,000円(+1ドリンクオーダー) 定員:20名 予約:agathabeatle(at)gmail.com もしくは あがさまで直接 Facebook イベントページ: ▲
by agatha2222
| 2019-04-30 23:25
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今年に入ってからのあれこれ、そして4月のあれこれ(音源制作とライブ)とが終わって、また次、録りたいこと・憶えたいこと・弾けるようにならなければヤバいこと等、いろいろあるものの、疲れがあるのか、寒の戻りにもほどがある天候のせいか、いまいちやる気の出ない今週、毎朝夢を見れば、「私は余命いくばくか」とか「次に死ぬのは私」とか、やたらと死にそうなんだけど、まあ、それはつまり、ひとつの節目というような意識があるのかな、と思ったり。あ、そういえば平成最後の…とか言ってみようかな…平成最後の一週間、無意識に影響されてるのかな、夢のことは、とか。そんなこんなで、自己を追い込む気合もないまま(って何時も無いか…)、いろいろ遊びに出かけたのでたまにはそういう話もしようかな。 この日は生島翔さんと手代木花野さんのダンス・ワークショップシリーズ「空中分解」の(ワークショップ後の)JAMセッションに、ゲスト講師のタップダンサー・米澤一平くんのお供で音出ししました! プログレ・パンクバンド「うしろ前さかさ族」のギタリスト、渡辺周さんもともに、ギターは無いけどまさかのカルグラなどでトゥギャザーしました。 カルグラ(=ホーメイ・喉唄・倍音唱法の一種)はもはや紳士淑女の嗜みの一つなのかしらと思ってしまうわ。 タップのソロ回し等で伴奏するほか、皆でコンナッコールやったり、動きながら声も出してもらって即興で曲を付けてはいい感じのハーモニーな瞬間があったり、後半は江州音頭も踊ってもらって楽しかった!(しかし踊りながら歌うのはとても大変ね) ほいで翌日は吉祥寺バオバブにて、「こでらんに~」さんの「民謡 de NIGHT!秋田~東北編」を聴きに行きましたよ。 「こでらんに〜」は民謡クルセイダーズのヴォーカル、フレディ塚本さんと津軽三味線の秋山和久さんの民謡ユニット。 真室川音頭も聴けてよかった〜! ![]() ゲストはアラゲホンジの齋藤真文さん、三味線とギターの弾き語りで、民謡とオリジナルを。 佐渡おけさ、良かった〜! それぞれの、ええ声~~!を堪能した夜でした。 わたしも自分のええ声、みつけたいわー。 ちなみに! バオバブでは6/2(日)の「フォルクローレナイト!」に、佐藤みゆきさんとのデュオで出ますよ~! アンデス音楽の「アンデスナンデス」さんとツーマンなんですよ~! 来てね来てね、めっちゃ来てね~!!! 4/25 遡ってこの日は、おともだち(画家の森ちゃん)がラジオ番組の抽選で当てたチケットを譲っていただいて、ローリングストーンズ展へ。 ストーンズ展に来たというのに、8割がたビートルズの話をしていました! ロニー・ウッドの描いたセットリストとか。 ジャケットのアートワークとか。 うん、やっぱりビートルズが、好きです! 4/29 3月の「クイーン・ヒストリー 1973-1980」(2005年制作の、リバイバル上映)に引き続き、続編「クイーン・ヒストリー2 1980-1991」を観にアップリンク渋谷へ。 全編通して、音楽(スタジオワークとライブ)そのものと当時のリスナーの反応にフォーカスされてて良いドキュメンタリーだった。 後半は映画音楽やファンクへの傾倒など、試行錯誤を重ねながら生き延びた80年代のクイーンを振り返る。 ショウ マスト ゴー オン 鉦 増すと 轟音 4/30 っちゅうわけで暇なのがバレたところで、平成最後の日!はモノガタリ宇宙の会の「江州音頭初級講座」@古書カフェくしゃまんべ、でしたよ! ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 現在は、初代桜川唯丸師匠の音源をもとに「伝承江州音頭 花尽くし」の練習に取り組んでおります。 次回は5/24(金)ですので、気になる方は遊びに来てねー!怖くないよー! 日時 5/24(金)19:00〜21:00(18:30 開場) 会場 古書カフェくしゃまんべ(王子) 住所 東京都北区豊島1-7-6 料金 1,000円+1ドリンク 予約・問合せ gohsyuondotokyo@gmail.com (中西) ...初代桜川唯丸の口演をお手本に江州音頭の基本的な節を声に出しながら音頭に親しむ会です。資料を実費にて希望者に配布可。どうぞ気兼ねなくご参加くださいませ。 ▲
by agatha2222
| 2019-04-30 13:38
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住所:武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 第18通南ビル地下 TEL/FAX:0422-42-1579 ![]() ▲
by agatha2222
| 2019-04-29 22:26
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(枚方にて、初代桜川唯丸師匠を囲む桜の下) 日が空いてしまいましたが、この日はモノガタリ宇宙の会の有志で大阪へ。 江州音頭研修の機会に恵まれました。 まずは常々お世話になっている辺高正(ほとり・たかまさ)師匠とともに、初代桜川唯丸師匠にご挨拶とコーヒーを啜りながらの歓談。 この日の手土産に…となんとかちょっぱやで仕上げた音源(Goshu-Ondo EP01)も無事、渡せてミッション?クリアー。 その後、枚方市の公民館へと移動し、練習会に参加させてもらい、唯丸師匠も聴いてくださる前で、緊張しつつ我々もそれぞれ練習の成果を披露させていただきました。 移動の車中でも、唯丸師匠の昔の音源からおこした歌詞を確認させてもらったり(全て憶えてらっしゃる)、節の作り方、発声法に関する貴重なお話を伺ったりと、(その言葉の意味することがどういうことかは、稽古を積んだ先の先にやっと少しわかるか、わからないか、というところでなのでしょうが)夢のようなひとときでした。 ![]() はい、そんでここからは余談。 今回泊ったのは難波から一駅の、桜川のドミトリーでした。 桜川…! しかも、ピンク…! ドミトリー近くの銭湯が、昭和感むんむんでええ感じでした。 研修の前日には、なんば周辺をうろついて、太郎に会いに行ったり、 カニを観に行ったり(食べてはない)しました。 というわけで、たっぷり刺激をもらった大阪研修を経てやる気が充実しております「モノガタリ宇宙の会」、来月はライブですよ~!!! リング(ステージ)に稲妻走るよ~!!! 来てね来てねめっちゃ来てね~!!! (むっ?どこかで見たイラスト↓…使いまわし?リユース?) 『2525宇宙inくしゃまんべ』 http://ryodan.com/kmb/j_index.html 住所:東京都北区豊島1-7-6 料金:2,000円(+1ドリンクオーダー) 定員:20名 Facebookイベントページ: ▲
by agatha2222
| 2019-04-24 02:26
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![]() 左から、佐藤みゆきさん、中西レモンさん、わたくし。 まさに民謡であっちこっち旅した2時間でした。 まずは、みゆきさんと私の二人が(声の)手と手をとりあって、トゥバからちょっとポルトガルに寄ったりして、宮城の斎太郎節と奄美の糸繰節、そこから北河内に留まって江州音頭初代桜川唯丸節と、歌亀節、そこからビューンと飛んでブルガリアのいろんな地方の民謡詰め合わせを(同じブルガリアといっても、地方によって声の音色含めぜんぜん違うのね)、新潟に戻って高田瞽女の角付唄「かわいがらんせ」の二重唱、最後は江州音頭duoを、長かろうとなんだろうと、いてまえー!というかんじでいてまいました。 みゆきさんのカヴァル(ブルガリアの斜め笛)と、わたしはギターと三味線と(ときに暴走する)ドフで、編曲に趣向を凝らしてお送りいたしました。 みゆきさんの独唱はちょううっとり。 そんで、みゆきさんとのハモりはちょう楽しい! 私はジャムの下のマーガリンになりたい。 がんばらなっくっちゃ。 そして、わたしたちの"Goshu Ondo EP01"もたくさんお買い上げいただきまして、ありがとうございましたー! 今後は古書カフェくしゃまんべさんでも取り扱っていただきます! 一枚千円也☆ レモンさんソロでは、ご自身のルーツにも迫る東北~北海道のうたと太棹演奏をたっぷりと。喋りもたっぷりと。 塩釜甚句(ハットセ)からカモメの鳴き声のようなホーハイ節からコールアンドレスポンスも楽しい漁師のうた、どや節や子叩き音頭などなど、ほんまにほんまにええ声~~~でした! 写真はニシン漁の網から数の子を叩き落とす様子を再現しているとこ。 最後は三人で佐渡の「山田はんや」をお囃子 on カヴァルで、奄美の「六調」を歌い継いで、アンコールは南部地方の盆踊り唄「とらじょさま」でした! あと、タイトルの「ええ声~」、もとネタの「おかけんたゆうた」については誰も知っているお客さんがおらず、え、パラレルワールド…?と一瞬こころに影が差したものの、お客さんでいらしてくれた旧・そら庵店長の明子さんが、(旦那さまの)東海さんが大阪勤務の頃、飲み屋のお姉さま方に『ええ声~~!』て言われたことがあるとか、元ネタは知らないけれど東海さんご自身も『ええ声~~』って言っていた、というエピソードを話して下さり、それはもう天国から東海さんが舞い降りたかのように、光を取り戻したのでした。 さらに慣用表現としての「ええ声~」について熱弁しつつデ・ジャ・ヴのように蘇ったのは、5年前のチャーリーさん企画「ヤングと私 新人さん いらっしゃ~い!」のタイトルコールのために桂三枝(当時)の「いらっしゃ~い」をチャーリーさんちでふたりで練習した思い出です。 このとき、そら庵でのライブで初めてレモンさんのええ声~聴いたのですけど、このときは香具師の口上と、河内音頭とか演っていたのかな? (何年も前のブログとかもう恥ずかしいからリンク張らないけど、このフライヤー↓は自分でも好き 笑) おかけんた・ゆうた「ええ声」 あと、この流れでついでに書くと、江州音頭デュオ・メドレーの中で「誠・真実・一心込めてもー!」という文句があるんですが、そこはいつも西川きよしの(生真面目な)イメージやなぁと思っていて、今回みゆきさんにも、西川きよしの顔でお願いしますと頼んでいて、参考資料を送らねばと画像検索したら目に焼き付いてしまい、以来練習のたびに、その文句んとこが近づいてくると「あーあの顔くるーきっとくるー」と予期不安というか予期面白がりで笑ってしまって歌えないという事態に陥り、調子に乗るんじゃなかったと後悔したりしつつも、けっきょく本番は笑うほどの余裕がありませんでした! と、まあ、民謡で日本のあちらこちら&ユーラシア大陸のあちらこちらを(中米・南米の風も頬に受けつつ)旅した、と言っても、曲間には話を関西に戻していたような、昨日は(タイトルのせいか)特にそんな感じがしました。 レモンさんも昨日は東北民謡との出会いから、中学生の頃にお父さまと「三味線もどき」を自作した話をしてくれたし(このエピソードはクイーンのギタリスト、ブライアン・メイが16歳の頃にエンジニアの父親と「レッド・スペシャル」を自作する話をほうふつとさせる)、ちょうど月初には映画「盆唄」を観たり、先週はEri Liao TrioのライブでEriさんのルーツである台湾原住民の唄を聴いたりと、民俗的/民族的、あるいは個人の体験に依るアイデンティティについて考えたり話したりしていたんですが、ひきつづき、考えたり話したりすると思います。(あ、話をまとめられなかった…) あとねぇ、昨日は江州音頭をやる!ってんで最強のオシャレしました。 オーダーメイドの「やんれぶし」(江戸の変体仮名)「さいもん」(江州音頭の節のひとつに祭文というのがあります)ピアス。 金属作家の中村アヤさん(ねこさん)につくってもらいましたよ! ええやろ~!?!浴衣に合わせるのも楽しみです! 追記: 聴きに来てくれたチャーリーさんもブログに書いてくれたよ、嬉しいな。 はい! そんで、佐藤みゆきさんとわたくしのデュオでは、次回は6/2にライブしますよ~! 詳細決まり次第ご報告いたします。 なんかデュオ名つけたいなぁと思い、「なんちゃら姉妹」(こまどり、とか、阿佐ヶ谷、とか、叶、とか)とかがいいなぁと思い、軽く募集したところ、いまひとつ「銭ゲバ姉妹」をいう案をいただきました。 (ひきつづきゆる募) そんでそんで!次は5/12 ところは同じく古書カフェくしゃまんべにて、レモンさんもみゆきさんもともに「モノガタリ宇宙の会」のライブがあります! この日は江州音頭一点張り!(笑) 1月につづいて「2525稼業」さんと再びの対バンです! 御予約お待ちしておりますー!! 『2525宇宙inくしゃまんべ』 ![]() http://ryodan.com/kmb/j_index.html 住所:東京都北区豊島1-7-6 料金:2,000円(+1ドリンクオーダー) 定員:20名 Facebookイベントページ: そんでそんでそんで! 5/16はいよいよ「高橋まつり2019」です! 翌月には故郷の北海道に帰ってしまわれるチャーリー高橋さんの音楽世界を概観を豪華出演陣総出でたっぷりやります! この機会をどーかお聴き逃しなくー!! レモンさんは江州音頭やりますよー! 『第5回 高橋まつり』 住所:武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 第18通南ビル地下 TEL/FAX:0422-42-1579 ▲
by agatha2222
| 2019-04-23 20:31
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おんどEP、正式名称:Goshu-Ondo EP01、リリースしますよ~! まずはbandcampからご購入/ダウンロード頂けます。 一曲250円、3曲で750円也。 (わけあって4曲→3曲にしました 2019/9/20加筆) どうか、あなたの愛の"チャリーン"(硬貨が落ちる音)を… 人員構成: 佐藤みゆき:音頭(トラック1と3)、オハヤシ(トラック1と3と4) 梅野絵里:ピアノとエレピとオルガン(トラック2) あがさ:それ以外 soundcloudでもお聴きいただけますYO! フィジカル(現物)はCD-Rでご用意ございます。 4/22『ええ声~の会』からライブ会場で、または私か佐藤みゆきさんからご購入いただけます。 もしくは郵送もしますので、agathabeatle(あっと)gmail.comまでご連絡いただくか、 下記のネットショップから送料無料にてご購入いただけます。 一枚千円也。 どうか、あなたの愛の"パッサ~"(お札が舞う音)を… 家内制手工業。 はい、というわけで日が経ってしまいましたが、エイプリルフール~は佐藤みゆきさんとリハーサル。 1回目だから軽く確認と言いつつみっちりと。 セットリストほぼ全部初演、やることは多岐に渡って私の頭はたのしく飽和状態。 今回、みゆきさんには歌のみならずカヴァルでお囃子やらファドから借用したフレーズやらも吹いてもらうよ! 4/22『ええ声~の会』、来てね来てね~! ご予約は agathabeatle(あっと)gmail.com までよろしくどうぞ~! 今日のおやつは葛湯とチョコチーズケーキでした☆ 2019年4月22日(月) 『ええ声~の会』 時間:開場 19時 開演 19時半 場所:古書カフェくしゃまんべ(王子) http://ryodan.com/kmb/j_index.html 住所:東京都北区豊島1-7-6 出演: 佐藤みゆき(めっちゃええ声/カヴァル) あがさ(ええ声/ギター/三味線/ドフ) ゲスト: 中西レモン(めっちゃええ声) 料金:2,000円(+1ドリンクオーダー) 定員:20名 予約:agathabeatle(at)gmail.com もしくは あがさまで直接 Facebook イベントページ: ▲
by agatha2222
| 2019-04-09 22:53
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![]() (photo by うめちゃん) 今回まぜてもらった曲は、歌が行川さをりさん、サックスは藤枝伸介さん、ピアノは梅野絵里さん(うめちゃん)による演奏です。 これがめっっっちゃ良い、、、曲でアレンジで唄で演奏なんです! 参加できて私はとても嬉しい。 合唱は楽しかった。 人の(っていうか熊の)レコーディングにまぜてもらうのは楽しい。 楽しくてまた録音中に笑いそうになりそこは必死に必死に堪えた。 ![]() (photo by うめちゃん) ▲
by agatha2222
| 2019-04-06 01:33
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3/31 昨晩は声明・白拍子パフォーマーの桜井真樹子さん率いる日本文学クリエイト委員会による「平家物語の子どもたち」世界初演を、高円寺グレインで拝見。 6歳の安徳天皇と8歳の平能宗、源平の戦に巻き込まれた子供らの物語を、子供らの立場に立って描きなおし、琵琶、琉球の組踊、能、浪曲のオムニバスで演じられました。 写真は終演後。 左から東屋孝太郎さん(浪曲)、新垣俊道さん(三線)、桜井真樹子さん(声明・白拍子/脚本)、吉松章さん(能ワキ)、守矢真衣さん(筑前琵琶)、アイケイイチさん(ギター)。 …桜井さんと章くんは前半の色鮮やかな衣装から着替えられていますが、、 配布されたプログラムの序文には、 『(略)‥日本古典文学のフィクション「創作」ものに、なんとも言い難い不快感を覚える「子どもや女の悲劇」を、それぞれの立場の人と同じ気持ちで作品を書くのはどうでしょうか? 彼らの目から見える文化や社会を、自分の立場を捨てて、その人になりきれる時間を作るための作品として、日本の古典文学をクリエイトしてみようじゃありませんか?(後略)』 とあって、私個人としてはよくぞやってくれました!もっとやってください!、と両手にポンポン持って踊りたい心地です。 守矢真衣さんによる筑前琵琶の弾き語り、新作「先帝御入水(せんていごじゅすい)」から始まった前半は、6歳の安徳天皇の物語。 「沖縄平家物語」は、壇ノ浦の戦いに敗れ「波の下にも都がございます」と言う祖母の腕に抱かれ入水自殺(心中)した安徳天皇の後日談を、海底の竜宮城に暮らす安徳と友達のジュゴンの物語として現在辺野古の地で起きている現実と重ね合わせての歌舞。 琉球語でうたうジュゴンの母(桜井真樹子さん)と、猩々となった安徳天皇(吉松章さん)が金武節の唄三線(新垣俊道さん)にのせて共に舞う場面で締めくくられました。「涙よりほかに 云言葉やないらぬ つめて別れじの 近くなれば また拝む事の 節よ待たな」(金武節)
後半の「副将被斬」は、同じく壇ノ浦の戦いにて海に落ちるも源氏に引き揚げられ別々に捕らえられた宗盛と能宗(副将)親子の再会と処刑の談を、新作浪曲として東家孝太郎さん、曲師・水乃金魚さんによる熱演。 物語の流れにどのような節付けが聴き手の涙を誘うのか、(音頭の勉強をしている身としてはとくに)とても興味深く聴き入りました。 最後はスザンヌ・ヴェガの"Luka"とマイケル・ジャクソンの"Heal the World"の合唱でフィナーレ。 この流れで英語の歌は違和感無きにしも非ず?とも思えるけれど、古典の世界と現在とを結ぶ意味で必要なピースであるのかも。 台本を読まないと解せない能や琵琶の弾き語りに対して現代英語のストレートな表現は最後の仕上げによく刺さる。 個人的には、"Heal the World"は姉がマイケルのガチファンだったため10歳〜の当時、よく聴いていて‥、懐かしさのせいなのか判らないけれど、泣けましたねー。 ちなみにフライヤーを描かせていただきましたのですわ。 ▲
by agatha2222
| 2019-04-01 12:55
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![]() by あがさ カテゴリ
全体 Live Schedule Project RAHULA Project Beatlish Progressive Tuvan Ondo Live Report Travel (Dance) Dance Soundcloud etc. Illustration Prose/Lyrics/Stories Agalliam Other Profile 未分類 以前の記事
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