エレガットが脱腸。
ジャック差し込み口(と呼べばよいのでしょうか?)が、ヘコヘコギシギシ言ってる。 アンプに繋ぐと素直に音がでず、ボスっとノイズが… 一難去ってまた一難というかんじで、もー面倒くさい。 (念のために説明すると、「エレガット」とはナイロン弦を張ったギターで、アンプに繋いで電気を使って音をデカくできる楽器のことです。) そんなトラブルでテンション下がるが、今日はしっかり新曲の練習。 私にとって新しい「奏法」なので、慣れるためにひたすら、やる。 右手つかれる。肘から先、肩甲骨の外側、地味に痛い。 左手はいわゆるボサノバコードではなく、シンプルなもんでセーハばかりでむしろ疲れる。 これが普通にサンバを刻むだけなら、二時間くらい弾いてもたいして疲れない。 結局「慣れ」の問題か。 歌いながら弾けないと意味ないので、声も出す、口がまわらない、声もつかれる。 …先日、初めて会った人とUKロックの話になり、その気になって昔々に作った唄とかやりたくなる。 ものものすごく久しぶりにアコギ登場。 (私がアコギと呼んでいるのはナイロン弦ではなくスチール弦を張ったギターのことです。) 昔は色々と鳴りものを所有していたのだけど、引っ越しの際にたくさん処分、日銭に換えてしまったので、残しているものは 一年くらい前に張りなおしておいた弦は、ちゃんと綺麗に鳴る。 しかしピックというものが家じゅう捜しても一枚も見つからない。 仕方ないので、「人差し指表爪」弾き。(そんな名前の奏法は多分ない。) 久しぶりにフォーク・ロックのようなストロークをやると、これまた疲れる。 というか、リズムにならない。ずれる。 いや、ピックが無いから疲れるやりかたでしか弾けないのだな、そうだ。 すぐ飽きる。 片づける。 やはり「エレガット一本、さらしに巻いて」でいいなと思う。 #
by agatha2222
| 2013-01-31 23:32
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好奇心は 瞳に宿る
好奇心を失うか 殺すかしたら 残るのは退屈と服従 ブレない軸さえ持っていれば この手に何を掴んでも この手をどう動かしても ぐるんぐるん回転できる ブレても 倒れても また戻ってくればいい 自然と戻ってくるでしょう ブレることを批判する人がいても それはそれで好くて 自分のことは自分が決めたらいい **************** 昨晩、「徳久ウィリアム&助川太郎 歌&即興Duo @平井Time After Time」という稀有なライブを観に聴きに行きました。 そこでウィリアムさんが「僕たち好奇心が強くて…etc.」、と言うてはりました。 なんだか、久しぶりに「好奇心」という単語を聴いた気がする。 好奇心が強いのはええこっちゃ、「節操ない」とか思わんでええ、と思った。 そして好奇心は伝染する。 …そのライブの具体的な感想として「あの曲がどうこう」等と書くのがめんどくさくなるくらい幅広いパフォーマンスでした。平井Time After Timeという空間もス・テ・キ。 彼らのユニットP口琴ラボの最大のヒット曲、「倍音のバイオン」を朝から聴いていたら仕事中も頭のなかでローテしていて、、、このリズムに乗って仕事を片付けることにした。 右手だか左手だか両足だかでリズムを刻みながら何か別のことをする(別のリズムを刻むとか歌うとか)、という芸当は音楽家ならできて然るべきなので、我ながらいい思いつきではないかと。頭でバイオン打ちながら仕事、エクセル計算。 #
by agatha2222
| 2013-01-31 13:16
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先週金曜にサンバ・ノ・ペとガフィエラのクラスに出て、日曜はバー・アスティエ、月曜はクラシックバレエの入門クラス(軽いやつ)のあとコンテンポラリー(略して、コンテ)に出て感動とともに身体じゅう痣だらけになり、昨日火曜は三年半通い続けているクラシックバレエ(ポワント=トゥシューズのトレーニングつき)のクラスに出た。
気持ちが在るから踊れるが、身体はまあ結構そこそこ大変(←尊敬する貴乃花親方語録)、疲れが溜まってる。やりたいからって、やりすぎや、っちゅうのは、わかってるんだけど…。 疲労回復のため、今朝は朝寝坊して会社にはゆっくり出るつもりだったんだけど、なんだか疲れすぎて朝寝坊さえできず、これはどうにもならないと判断して朝イチでなじみの鍼灸院へ。 もう快適さ最優先で、鍼灸院にもマイ枕を持参。(去年年末に帰郷した際にも、マイ枕を帯同させた) だって、鍼灸院の四角い枕、硬いのよ。ドーナツ型に穴があいてるタイプならいいんだけど。 ずっとうつぶせ姿勢だとデコが鬱血してくるし、首は凝るし。 選び抜いた私のマイ枕に突っ伏して鍼灸院のベッドに横たわって待っていると、いつもの先生が「なんか自分ちみたいになってますけど、大丈夫ですか?」だって。大丈夫です! で、鍼の話は置いといて、、、 やりたいこと全部、いっぺんには出来ない、、 ということが本当かどうか、やりかた次第だとは思うけど、 今のところ、身体がキツイと感じているから、今のやりかたでは全部は出来ないってことだろう。 この三年半、クラシックバレエと、その補助としてバーアスティエだけを(仕事以外で)やってきた。 クラシックバレエ向きの身体を作るために、あと無駄に疲れをためないために、他のスポーツ等は避けてきた。 唯一子供の頃から好きな水泳は取り入れていたけれど、それもレッスン後の疲れを流す&憂さ晴らしのため(罵声を浴びせられるクラスに出てたことがあるのです、、、ま、下手だからしょうがないんですけど)だったり、体力付けたいからだったりで、発達させたくない筋肉のことを考慮して、泳法としては背泳、キックなら平泳ぎメインで、やってた。 それでやっと変わってきた身体が、今色んなことを(踊りとはいえ)やり始めて、壊れてきている。 いや、サンバやコンテもちゃんと、正しい身体の使い方がまだ見に付いていないから、無駄に脚がパンパンに張ったりするだけじゃない?とも思うんだけど。 思うんだけど、やっぱり何をするにもバレエの基礎は必要だな、やめられない、と最近改めて感じる。 バレエをサボると、自分の身体が、つま先から背骨のてっぺんまで繋がる感覚が失われてしまう。 繋がってないと、何をするにも末端(脚とか)で頑張っちゃって、見た目も美しくないし、脚もパンパンになる。 うん、だから、細々と週一でもバレエは続けて、バーアスティエも素晴らしいメソッドだから続けて、、と思う。 でも、コンテもやりたいんだよね。 最近気づいたのだけど、コンテのクラスとは、基本のエクササイズの後に先生が即興で振りつけて、それを踊る、アドバイスをもらって、また踊る、というやり方が一般的らしい。だから、どの先生に習うのか、自分の好みと合わせて見極めたいとも思う。 コンテのクラスにでると、バレエ以上に肩回りが解れる…。 バレエの基礎は必要なんだけど、バレエには無い動き、バレエではあり得ないポジションがたくさんあって、、、オフバランス(あー、倒れるぅ~~っという伸びやかな動き)もあるし、上体も思いっきり捻るし、肩甲骨も外旋・内旋、と自由なかんじ、、、 私の肩関節はだいぶ緩めに付いているので、おもいっきり回していい振りだと単純に気持ちがいい。 あと、世界観かな。 バレエは美しい、ショパンもチャイコフスキーもプロコフィエフも美しい、バレエとはその美しさを表現するもんだと、私は思う。 でも私は「美しく」ない。 いや、踊るときは「その気」になってんのよ、 でも、結局、プロのダンサーを観ればわかるように、バレエは色んな意味で選ばれた人が幼いころから訓練を積んで、完成できるものだとも、思う。 好きでやってる分には、別にいいのよ、でも、鏡見たら、「あ、汚ねぇな、、なんで私こんなことやってんの?」と思うことも、あるのです。 コンテは、まあ十把一絡げには言えないのだけど、もっと人間くささがあるような、、、 私としては、今はコンテのテクニックを憶えたり、振付の現場に居合わせたいなぁと思うのよ。 積極的にコンテ作品を舞台やDVDやYoutubeで観るようになったのはこの一年くらいなのだけど、なんだか、イイ作品を見つけるとわくわくするんだよね。純粋に。 バレエ、コンテときて最後はサンバ&ガフィエラなんだけど、、 ガフィエラは楽しい。 全然できてないけど。 でも、バレエと大きく違う身体の使い方として、骨盤を前傾させる(つまりでっちりにする)、でも上体はバレエと同じように引き上げる、ということがある。 バレエの基本中の基本として、骨盤は地面に対してできるだけ垂直に立てて(腹筋背筋ちょー使う)、背骨のS字カーブもできるだけ直線に近づけるようにひっぱる、、ということがある。 その「立った」骨盤を作るために三年半努力してきたのよ。 で、今さらでっちり(プリっケツ)を作るのが難しいというか、なんというか、どうすりゃいいのさこのわたし♪というか、、、 社交ダンス(ペアダンス)を観ていると、確かに男性も女性もみんな、プリっケツで踊っているよね、あれと同じか。 先生を観察すると、見事なぷりっけつ。(踊る時だけね、たぶん) 下手に真似すると腰いわしそう(=痛めそう)なのだが…きっと腹筋をちゃんと使っていれば大丈夫なんだろう。 大丈夫なんだろう、と希望を持ちつつも、やっぱり最近身体が変わってきているのは先述のとおりで、、 バーアスティエの先生(透視能力者とさえ言っていいほどの眼力アリ)の先生にも見抜かれ、私の身体の悪い癖が戻ってきていると先日指摘された。 どうしようかねぇ、、、 それでも、あえて、今は拡張の時だと感じている。 …まとめられないんだけど、今日はこの辺で。とんだ雑文になりました。 #
by agatha2222
| 2013-01-30 18:57
| Dance
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昨日のことは 忘れてしまいなさい
よく眠りなさい あなたが忘れてしまっても 本当に必要なことは 留まるから 安心して 忘れてしまいなさい #
by agatha2222
| 2013-01-30 17:31
| Prose/Lyrics/Stories
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"I.F.O."って、ジョン・レノンのファーストソロアルバムに入ってる曲"I Found Out"からとったのね。U.F.O.ともA.F.O.(by坂田師匠)とも関係ないのよ。
回顧録のつづき、ね。 昼休みにしれっとブログ更新して、少しずつ自分の中で整理をつけていきたくてね。 あと、先日の「ひとり興行はじめ」(ライブ)の後に「いつから演ってるの?」と興味をもって尋ねてくれた人がいるので、昔の自分のことを書きたくてね。 いや、誰に訊かれなくても、書きたいんだよね、本当は。 そう、ビートルズとの出会いが私の人生を変えたのです。(狂わせた?) 作詞作曲編曲して、音楽以外のアートともコラボして、なんか、すっごいクリエイティブなことがしたい!と純粋に思ってしまった。 それ以外に面白そうな「進路」なんてない、と思った。 この出会いの前から、クラシックとか90'sUKロックとか音楽は聴いてたけど、自分でCDを買って、というわけでわなかったし、楽器もなんとなく遊んでいるというかんじで、もう先生について「習う」のはコリゴリだと思ってたし、まさか、まさか音楽家になりたいと今さら(って今から考えればまだ子供なんだけど)考えるなんて、、自分でも驚いた。でも、もうそうなっちゃったんだから仕方がない。 とりあえず、曲を書くには録音する機材みたいなものがいる。 友達のお兄ちゃんがバンドでキーボードやってて、世の中には多重録音機能のついたシンセサイザーなるものがあることを教えてもらい、お年玉を貯め続けてきた貯金で買う。クラシック曲の出来損ないみたいなのを作り始める。 ギターも、ちゃんと弾けなきゃな、と考えて、アイバニーズの安いエレキを買う。 クラスの男の子が習いに行ってるというヤマハの先生とこにとりあえず通う。 (が、自分が浮いてると感じて、あとなんか求めているものと違って、あとそこを紹介してくれた男の子のことを好きになって付き合って振られて居づらくなって、一年足らずで止める。) あたしにはエレキじゃないな、アコギだな、と気づき、これまた安いアコギを買う。 テープレコーダーで簡単な弾き語りの唄を録音したり。 もう頭の中は忙しい。それが中心になっていった。 でも学校生活には試験もあるし、宿題もあるし、ちょーうぜぇ「進路指導」もある。 私が在籍していた学校は、いわゆる田舎の中途半端なレベルの中高一貫の進学校で、中途半端なレベルなだけにおそらく教師側も必死で生徒に「求めて」「押し付けて」くる。 やっと中学生になった!と思ったら一年くらいでもう、将来何になりたいの?そのためにどこの大学のどこの学部に行くの?と尋ねられる。 んなこと解るわけないやん... 何かに決めて、そのために頑張りなさい、と言われるから、とりあえず無理やり「何か」の目標を決めるんだけど(音楽家に、ソングライターになりたいという夢以外に)、本当に自分が願っていることじゃない、ってか、世の中のことなんてまだ何もわからない、どんな職業が存在して実際その仕事はどんなものなのか、誰も教えに来てはくれない、そんなもろい「目標」に向かって、これから何年も定期試験のために頑張り続けるとか、無理、イヤになってしまった。 もう「頑張りません」と決めたら、全くやらない、「勝ちに行く」つもりがない戦(試験)なら、不戦敗がいい、ということで堂々と赤点をたたき出す…。 それに田舎には、学校以外で逃げるところもあまり、ない。 遊ぶところがない。 だから自分の部屋にこもって、自分がやりたいことばかりやるようになった。 クラスメイトとも話が合わなくなってきた。 同じようなことをしている友達が欲しかった。 いや、私は何も変わってなかったのよ、、小学生のころから、、よくあるでしょ、友達と替え歌作って歌ったりしてしょうもないことではしゃぐ、、という、、 そういうことが、「思春期」に入っても私にとっては大事な「発散」で、 以前の記事に書いた、ビートルズ赤盤・青盤を貸してくれた凶暴な友達と二人で、学校の更衣室や廊下で「わたしジョンとジョージのとこ歌うわ、あんたポールな、カモンカモーン♪」とか歌って遊んでいたんだけど、 中3だか高1くらいに上がるとその凶暴な友達は体調不良で学校に来なくなり、 他の友達は「プリクラ交換」「ポケベル」「(高校からこの学校に入ってきた)どこどこの男の子がかっこいい」とかいう話ばかりしていて、 はては仲の良かった友達から「高等部の子たちが(つまり中学から一緒じゃない知り合いじゃない子)あんたのこと、いつも歌うたってて変人やゆうてるで、そういうのやめたら?」と言われ、 あーもう、ここに私の居場所はないな、さっさと辞めちまいたい、と思い始めた。 とても孤独だった。 三歳上の姉が、大学受験で忙しくなって、さらに大学入学して実家を出てからは特に、話し相手も居なくなり、どんどん内省的になっていった。 今みたいにインターネットでコミュニティに入って、ということも出来ないので、某音楽雑誌の「募集欄」に投稿して友達を募ってみて、手紙が届いたりしたけれど、 やっぱり全く知らない人にまだ一応JC(女子中学生)の私が独りで合いに行くのは怖すぎるし(それは正しい感覚だと今でも思う)、結局誰ともつながらず、、、 そんな折、公文かなんかのテレビCMで、かのポール・マッカートニーが自身の母校をパフォーミング・アーツ(ポピュラー音楽含む)の大学として開校、学長に就任したということを知る。 そして、某音楽雑誌の広告欄に、その大学の「サマーコース」参加ツアーを見つける。 16歳から参加可能…ちょうど高1の夏には16歳になってる、、行きたい、、ダメもとで資料請求し、親に掛け合ってみたら、なんと行かせてくれた。 登校拒否気味になって塞いでいる私が自発的にここに行きたい、ここに希望がある、というのなら、ということだったのだと思う。 独りで和歌山から大阪までも行ったことがない、 いや、もっと言うなら独りで電車に乗ったこともない(いつも誰かと一緒、誰かについていくという人任せな性格)、 そして最寄のバス停から家に帰るまでに道に迷ってしまったことがあるほどの方向音痴の私が初めて、独りでイギリスに、リヴァプールに向かいました、高校一年の夏休み。 広い世界を観ました。 (いや、本当は、そこよりも、もっともっと世界は広いのだが) …去年の年末に帰郷した際、納屋替わりにしていた死んだ爺さんのボロい家に置いていた、自分の荷物の仕分けをして、自分にとって大切なものをすべて東京に送ったんだけど、その中にそん時の日記があった。とても懐かしい。 リヴァプールに飛んだところで、今日は〆ます。 こんな昔話、読んでくれる人、本当にありがとう。 (つづく) #
by agatha2222
| 2013-01-28 14:03
| Project Beatlish
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